イベント2日目【北海道ジギングセミナー】10月積丹半島釣行記。朝恵比寿に感謝。

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イベント2日目【北海道ジギングセミナー】10月の積丹半島釣行記。イベント2日目は凪倒れ?!朝恵比寿に感謝。そして乾杯。
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2日目のイベント日。
この日も3時半に起床し、美国港へと向かう。外気温2度。雨模様は全くなくまさに「ミラクル」な2日間となった。img_8655(ご来光を拝み、沖に向かった)

「この時期に2日間とも1ヶ月前から日程を組んで沖に出られるなんて…」。主催者側からの驚きにやはり「ミラクルなんだなっ」と。

それにしても、寒過ぎる。img_8760
前日よりも寒さがキツいのは、前日の放射冷却のせいだろう。外気温が何たって2度。車中でブルブルと震えている小生。北海道の方も「今日は寒いですよ」という程な状況であり、その寒さを「いいぶさ日記」読者の方も分かってくれるはずだろう。
かじかんだ手のひらを擦り合わせながら早朝より初心者に向け、口答セミナーを行う。
初日と同じく、タックルの確認、ジグのしゃくり方、根掛かりしない様にする術、ヒットしたら、などなど出来る限り分かり易くレクチャーし、準備が整ったところで乗船し沖に向かった。

美国港を出て積丹半島沖から見える「ご来光」を横目に、船は前日と同じポイントへと向かう。昨日は佐藤さんの奥さんだけであったが、この日は女性アングラーがふたり参加して下さっており、船上は華やか。
男性ばかりだと、どうしても重い雰囲気になりがちだが、女性アングラーが居てくれるだけで、知らずと男性アングラーも笑顔が絶えないのだ。これ、とっても良い事。img_8733

べた凪の海を船は軽快に進みポイントに到着し、ジギング開始。
ひと流し目だっただろうか。朝一番、さっそくロッドが曲がった。船尾でしゃくる女性アングラーにどうやら大型魚らしきがヒット。もう必死にファイト。
何度も何度もロッドが船縁に擦れそうになりながらも、気力で魚を浮かそうとしている。ロッドティップが水面に刺さる様なベントを描き、ファイトが苦しそうになったら、他のアングラーがかけ声で励ます。雰囲気最高。

フラフラになりながらも気力で最後までやり切り、女性アングラーがキャッチしたブリは、これもまた前日同様に8kg強。

『朝恵比寿』を拝む事が出来たのだ。img_8660(キャッチと同時に、そのまま倒れてしまったので、港で持ってもらいました。)img_8705(持ち方が、これまた豪快でして)

この1尾で皆気合い十分。今回も「全員安打」目標なだけに、小生、どうにかブリをキャッチしてもらおうと必死。
ジグのアクション付け、投入位置、しゃくるスピード、タイミング、わかることはとにかく伝えた。img_8688

昨日のようなウネリもなく、朝からベタ凪。初心者にはこの海況は良かったのだが、このベタ凪がマイナスになったのか、ブリの警戒心が出たのか、前日よりもヒットする魚のサイズがひと回り小さいのが気になった。数は釣れるのだが、サイズが伸びないのだ。平松慶, (小生、今回もジグのカラーなしでのテストに拘ってみた)

※ジグのカラーが太陽光の高い状況時にどれだけ変化があるか、これは後日ご報告致します。img_8669

しかし「釣れないより、釣れた方が良い」のは当然の事。潮返しの時間は沈黙が2時間程続いたが、後半は14時の帰港時間までブリが飽きない程度に釣り続き、2日目も無事終了となった。

2日間、全員安打達成。img_8736
初日の船酔いの方以外は、見事全員がキャッチ出来、2日目は船中60尾をキャッチ&リリースする事が出来たのであった。
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この「平松慶ジギングセミナー」今回も成功で終わる事が出来た。帰港して暖かいうどんを頂き、会話も弾む。

「来年も是非、イベントを」と主催者側から言って頂け、おおまかな予定は5月末のブリの走り(入りシーズン)、例年通りの7月、そして今回と同じ時期の10月。この3度を企画しよう、と話しは盛り上がり、終了となりました。img_8735

フィッシュランド美しが丘店の佐藤さん夫婦、小生はこの日も温泉に向かい、疲れた身体を癒す。そして阿部船長宅「余市の宿」へと戻った。
img_8712(ジングスカンとハイボール。余市ラストナイト、最高な夜でした)img_8715
余市ラストナイトは、船長宅で「ジングスカン」をして頂いた。
本格的なジンギスカンは北海道に観光で来た時に一度だけ食べたのが正直なところ。ジンギスカン用の鉄板に野菜を囲む様にしてお肉をジュージューと焼く。img_8719
野菜をお肉と一緒に口に入れ、ハイボールで豪快に流し込む。安部船長は途中で「先に寝る」とダウン。img_8720

佐藤さん夫婦、小生の3人はジンギスカンを食べ終わってもうまい酒を飲みながら、釣りの話しや北海道の話、釣り場で起きた怖い話、ヒラマサの話などで夜遅くまで盛り上がりました。

翌朝、10時を目標に余市の安部船長宅を出発。小生、歳のせいだろうか。かなり疲労が溜まっている身体だと思うのだが、6時過ぎには起きてしまった。隣の部屋で寝ている佐藤夫婦はグッスリと9時まで起きてこなかった。やっぱり「若い」って、たくさん寝れるし、遅くまで起きていられる。羨ましい。

前日までの快晴はまるでうその様に朝から土砂降り。余市町から小樽市内に差し掛かる海沿いを見ていると、海は冬の日本海の顔をしていた。頭の中では冬の海がモチーフになった演歌が永遠と流れていた。img_8724

街の色付いていた紅葉は強風と土砂降りの雨と共に落葉し、札幌市内に入った頃には雨がアラレに変わり、グッとさらに気温を下げたのであった。

新千歳空港までは、もう後僅か。我々3人は北海道のラストを飾るべく「麺や虎鉄」へと。

やっぱりラストに『ザンギ』定食を頼み、そしてフライヤー通りの写メを撮影後Facebookには『自称 ザンギ大将」としてアップして、今回のブリ釣行講習会は終了となりました。ザンギ大将, 平松慶, (この座を密かに狙う小生)img_8744

小生が羽田空港に到着すると…「アニキっ!雪が降り始めました」と佐藤さんよりLINEが入っていた。
この日、札幌でも今季初の雪の観測が確認されたのだ。これから本格的な冬になる北海道。その直前に2日間しっかりしゃくれ、釣果に恵まれた事はまさに「ミラクル」だったに、違いない。
ブラックホール120l,
続く

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keitanhiramatsu