【1/2成人式と柔道部三送会】節目に。身の詰まる想いに。

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【1/2成人式と柔道部三送会】節目に。身の詰まる想いに。


卒業式のシーズンですねっ。小学校、中学校、高校、大学、専門学校…。あらゆる場面で、あらゆる年齢の人と「卒業」に今年も接している節目の季節
先日、次男の小学校で行われた「1/2成人式」たるものに顔を出して来た。小4の次男、歳が10歳なので確かに1/2成人さんだ。でも、こんなイベント?儀式?小生らの頃ってあったかなっ?と考えてしまうが、時代なのだろう、どうやら他の小学校でも行われているらしいのだ。

道場の父兄に聞いても「◯❌小学校はありましたよっ」なんて、普通に言っており、認知されているんだなっ。長男の頃は無かったはず(???)だから、最近の行事なのだろうねっ。

さっそく。
小学校の体育館が会場となっており、各クラスそれぞれに卒業やら、感謝やらの絡んだ唄を合唱する。
それが終わると、ひとりひとり、将来の夢を書き上げたものを大きな声で読み上げ、父兄は「ふむ。ふむふむ。」と頷きながら我が子を見て、感心する。

我が家の次男は「お父さん、絶対に来てねっ」と朝通学前に言い残して学校へ向かった。仕事場から次男の火曜小学校まで徒歩10分かからないので、仕事を少し抜け出して行ったのは良いのだが、さて次男坊は将来の夢を何と言うのだろうか。

ひとりひとり、まあ凄く大きな「夢」を伝えてくれる。その中で目立ったのが「Jリーガーになって、海外で活躍する」という【夢】。

これ、小生の時代だったら、きっと「プロ野球選手」なのだろうと思いながら見ていたのだが、本当にプロ野球選手よりもサッカー選手になる、と書いている子が多かったのには驚いた。

サッカー人気、そんなにあるんだなっと感心していたのだが、たくさんの生徒の中に「漁師になって、美味しい魚を獲る」って生徒さんがふたりも居たのには、小生ニヤリ!

海から近くの学区なら分かるのだが、結構海から離れたこのエリアで「漁師選択」は小生の様な仕事をしている身分は、嬉しくなってしまう。「頑張れっ、よしよし。」だなんて心の中でつぶやいてしまった。

さて。
我が次男はと言うと。「柔道の日本代表」と掲げてくれた。それにはビックリ。まあ、「夢」「現実」にするには、並大抵の努力では無理だろうし、本当にひと握りの勝ち残った選手でないと叶わない夢なだけに、応援はたくさんするが、努力を重ねて欲しい、と強く思ったのだ。

次男の通う小学校には、吉原道場生が同級生で3人居る。その生徒達の「夢」はどんなのだろうか、と期待しながら順番を待っている。
「柔道でオリンピック」ひとりも「柔道で日本代表」おいおい、吉原道場生、3人の4年生が3人ともに「日本代表」を夢見てくれているのかっ。
凄く嬉しい反面、もっとしっかりと指導していかないと、と小生「ドキッ」とさせられたのであった。「1/2成人式」あと10年後、みんなが掲げた「夢」を目標に、頑張ってもらいたいと強く感じた式典でありました。

その翌日。
小生がよく出稽古させてもらっている、長男の出身校の光明学園柔道部の三年生送別会(三送会)に出席させてもらい、今の3年生と高校生最後のお別れをしてきました。

彼ら(3年生)とは1年生の時からの付き合いであり、3年間の成長を小生も陰ながら応援させてもらった学年。
長男が卒業してからも金鷲旗(福岡市にて開催される大きな柔道大会)に応援しに行ったり、愛知県の同朋高校の合宿にも一緒に行ったので、とにかく思い出の多い学年だ。
紙の様によく飛んでいた生徒は、いつしかしっかりと受け、そして小生ぶん投げられちゃう、そんな3年間の成長に実は長男以上に身体で感じていたので、この学年の三送会は見届けてあげたかったのだ。

県のインターハイ予選個人決勝で考えられない負け方をした女子部員、金鷲旗で強豪校に勝った瞬間の涙、絶対に忘れられない思い出。こうした思い出を「出稽古」の身分で味わえさせてくれ、【感謝】です。

高校を卒業し、大学、社会人でも皆柔道を続けるという進路にも嬉しく感じ、部外者の小生にも「平松さん、平松さん」と慕ってくれた彼ら。
監督やコーチに相談出来ない事も小生に相談してくたこともたくさんあった。一緒に飯(メシ)を食いにいって、高校時代の目標を聞かせてくれた生徒も居た。

試合が終わり、監督のところにいかず、一番に小生のところに来た生徒には驚いて「まずは監督に行かないと!」と伝えた生徒もいました。
みんな、みんな卒業し、そしてひと回りもふた回りも人間力を付け、強く誠実な大人になって帰って来てくれるのだろうなっと、ジュースを飲みながら笑っている三年生の横顔を見ながら、胸の詰まる思いでありました。

1/2成人式、道場生3人が掲げた「日本代表の柔道選手」。お世話になっている光明学園柔道部三年生が旅立っていく姿。この季節は本当にたくさんの思い出を蘇らせてくれ、そして希望を与えてくれる季節なんだなっと、センチにちょっぴりなった、小生でありました。

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keitanhiramatsu