【高段者大会終了し、翌日の出稽古】伊志田高校で嬉しい再会に、感激。そして…。

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【高段者大会終了し、翌日の出稽古】伊志田高校で嬉しい再会に、感激。そして…。


「高段者大会の翌日は、全日本に行く?」これ、、宮本功三先生と全日本の地方大会が行われている時から、よく出た話し。
小生らふたりがある選手を応援しており、その選手が出たならば、絶対に行こうなっ。と決めていたのだが、今年はそれにならず、全日本選手権大会はNHK録画で自宅でゆっくり観よう。ということになった。

それで、この日は…。
「明日、宜しくお願いしますねっ」高段者大会時、講道館の更衣室で伊志田高校柔道部顧問の多田先生から言われたのは、29日の高校生合同練習会への参加要請。

「行くでしょ?俺は、行くよっ!」宮本功三先生は行く気満々。講道館の湯船に浸かりながら話す。
小生も前夜の酒と試合の乳酸を抜きたい気持ちひとつで、午後からの伊志田高校への出稽古に向かったのだ。今回参加する高校は公立高校数校と東海大医学部柔道部、とのこと。

「今日は軽く乱取りして汗流すべっ」的な気持ちで正直、小田急線愛甲石田駅に到着した。体育館までひとりトボトボと歩いていく。
数人のガタイの良い学生が私服で歩いていたが、まさか、この子らが…とは思ってもいなかったのだ。

道場に入り、多田先生、他校先生方々にご挨拶。
昨日の試合の話しなどをしながら柔道衣に着替えて、歯磨きをしに道場を出ようとしたら、見慣れた懐かしい顔がふたり。

そう。吉原道場で昨年まで中学生であった生徒が来てくれていたのだ。
ふたりとも県下進学校(超トップクラス)に進学し、もちろん中学時代は柔道県大会上位まで進んでくれた生徒。

「あれぇ〜、先生、どうしたんですかっ?」ふたりは小生の顔を見て、本気で驚いている。
実は小生は「来るかもしれない」程度で知ってはいたが、本当に来てくれるとは。小生が嬉しい。

「よし、今日はこの子達と久しぶりに乱取りしよう」と浮かれ気分で歯磨きを済ませる。
道場に戻ると、先ほど見た、ガタイのデカい連中が柔道衣に着替えているではないか。「東海大医学部柔道部」の学生さん。しかし、東海大相模でバリバリやっていた子達なだけに、その様子は見てすぐにわかった。おいおい、マジかよ。

そう思いながら宮本功三先生が来たので、おっさんふたりはニヤニヤしながら打ち込みを開始。稽古は高校生の指揮で始まったが、小生は前日の試合での筋肉痛を必死に伸ばすことが優先。柔軟を済ませ、寝技になり、そこで吉原道場出身のふたりと寝技からスタート。ジワジワと汗が出てきた。身体も十分に伸ばせたので、立ち技は大学生とやろう、と。

「一本やろうよ。」
ひとりの学生に声をかけ、乱取り開始した。4分。相四つの学生だったので、まずは組んでみて、どうなるだろう、と開始したのだが、その時すでに遅かったのだ(笑)

前袖が開き、ちらっと腹筋が見えた「わっ!」なんじゃこの身体っ。シックスパッドのお腹に筋肉隆々なその学生は、ぐっと小生を組んで、ズバッ、と大きく大外刈りを掛けてきた。これ、まともに食らったら、首がヤバいぞっ。即座に感じた。

何発も、何発もガンガン技が飛んで来る。その度に必死に浮け、そして組み手で対処出来ないので、自身が掛けるしかない。
おいおい、この学生、本物じゃん…。4分、ガッツリ乱取りやらせてもらい、功三先生に近づいて聞いてみる。

「あぁ〜、彼ね。強いよ。相模でも強かったもん。」って。

これは、稽古後に長男や、八巻先生に聞いてみたのだが「えっ!◎×君と平松さん、やったんですかっ!」と八巻先生は言うし、「お父さん、マジでやったの?強かったでしょ」と長男もその学生さんのことはよく知っていた。知らぬは、小生だけ。

功三先生は、笑いながら「こいつら、本物だよっ」と言っている。しかし、功三先生はそんな学生さんらとガンガン乱取り始めちゃうモノだから、小生も気合いいれて、また乱取りをお願いしたのだ。

大外刈りが入ってきてからのパワーがもう、モーレツであり、キョーレツにギューっと、来て、グワァーっとされて、ドスン、とされる。でも、やっていて面白い。

何発か吹っ飛ばされた。
でも、強い学生と稽古をすると勉強になる。数本学生らと乱取りをし、最後のストレッチになったところで功三先生と今日の稽古を振り返りながら話す。

「おっさん、アホだよ。死ぬよっ(笑)。強烈だったでしょ!」
ニヤニヤしながら小生の話しをする功三先生。さらに「今度、行こうよ。彼らの道場(稽古場)に」と行く約束までしているではないかっ。

吉原道場のふたりと、懐かしさに「萌えた」乱取り。長男と同級生や上の学生と「燃えた」乱取り。どちらも楽しかったのだが、昨夜の酒は見事に抜け、乳酸も吹っ飛び、さっぱり出来た、試合後の出稽古でありました。しかし、指は腫れるばかりであったのだ…(笑)

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keitanhiramatsu