今回はオフショア、フレッシュゲームの両準備をし紋別入りをさせてもらいました。
この時期のオフショアゲームは天候リスクも有りながら可能性を期待して向かった訳ですが、週間予報通りに悔しくもなり、海での時間は少なかった。
しかし、トラウトゲームは最高な環境で楽しませてくれ、有意義な時間になりました。
釣りの世界に於いて、何処どこへ行けば、必ず釣れる、と言うのは理想では有るけれど必ずではない。
ただ、現地でつまらない時間を無駄に過ごすのではなく、最大限にフィールドを楽しめる事が一番の喜びではないでしょうか。私はそう思っています。
今回、紋別の遊漁船《ホライゾン》有持和也船長にお願いし、オフショア、フレッシュ、と釣りを満喫させていただきました。
それに加えて地元の仲間アングラーのサポートもあり、あらためて人との繋がりに感謝しかありません。本当に有り難い限りです。
釣りの結果だけを求めてしまうなら、こんなメッセージを書き残す事はありません。私が残していきたいのは、その環境を与えて下さった方々へのお礼、ご恩と感謝。
本当に3日間、北海道の釣りを満喫させてもらえました。絶対に本州の私達だけではわからないポイントや、スケジュールの組み方、また釣りのスタイルなどを細かく考えて下さりもてなしてくれる。
そう言ったご恩が嬉しくて有り難くて仕方ありません。
ブリは潮のタイミングが合わず、全くダメでした。イトウ釣りは入ったポイントが急激な減水で厳しかった。
しかし、少しのタイミングでもチャンスを作ってくれ、また減水でダメなら右に左に、と動いて下さる事が人間関係の暖かさで伝わって、これだけでも私達にとっては財産です。
都合の良い時だけ利用しようとする人も中にはいます。でもそんな人は早かれ遅かれ離れていきます。
釣りは、人との繋がりがなければ新天地では特に言える事ですが、成立しません。30年以上釣りをして来てわかる事は、それだけです。
海外でも国内でも同じ事。礼を尽くし、感謝を忘れず、ご恩を大切にする事で目標にしてきた魚が釣れたり、感動の一尾を手にする事に繋がります。
今回の紋別ゲームはまさにその事がクローズアップされた時間で有ったのでは、と帰宅して強く感じています。
紋別はこれから厳しい冬に向かっていきます。
有持和也船長は、サクラマスジギングを5月からやりますから必ず来て下さいね、とお声がけ下さりました。マルタケ伊藤釣具店様からも来春のサクラマスジギングは楽しみだ、と新しい提案もいただきました。有り難い限りです。
紋別への本年度の釣行はこれで終わりになりますが、来春に向けてまた新たな準備をし、お邪魔させてもらえれば、幸いです。
有持和也船長始め、地元のアングラー仲間達皆さんに本当に感謝です。有難うございました。