【神奈川県中学生柔道個人戦県大会】審判でお手伝い。長年ありがとうございました。

柔道

【神奈川県中学生柔道個人戦県大会】審判でお手伝い。長年ありがとうございました。

中学生の柔道県大会。次男坊も3年前に出場し、関東大会まで駒を進めてくれた思い出のある大会に今年も審判としてお手伝いしてきました。

※まだ可愛らしい中学生の次男坊…。

今年の神奈川県大会会場は相模原地区。普段利用している《相模原ギオンアリーナ》大ホールが会場で神奈川県地区大会を勝ち上がってきた選手たちが、全国大会の切符を手にする為に戦いを繰り広げる。

私の所属公立中学校からも2名が県大会に進んでくれ、上位を目指して頑張って来てくれた。

8月の中旬に関東大会、後半に全国大会とまだ道は続いており、まずは県大会に気合いを入れている。高校でも柔道を続けたいと思っている中学生は、試合結果も進路に影響してくれ、強豪校への道にも繋がる。みんな本気で全国大会を狙っているのだ。

今回私の受け持った階級は女子は2階級で審判位置は、ジュリー。ジュリーとは審判員を監督する者であり、責任重大。

審判員は高体連の先生方もお手伝いに来て下さっており、心強い部分もあった。

私は「いいぶさ日記」にも何度か書いて来たのですが、中体連の審判で審判技量を養う為にスピードや技術的にも中学生より優る高校生の審判を勉強させてもらってきた。

この中学生大会で選手等への誤審をしないためにも、自ら勉強させてもらうために出向かせてもらってきたのだ。

パタゴニア

大会は、女子から開始された。会場主任から審判割り、タイムスケジュール等を言われ、その動きで試合を回していく。

私の所属中学生から女子は誰も出場はなく、私は抜ける事なくジュリー任務に努めた。大きな公式戦でジュリーを任せられたのは初めての事。真剣に試合と審判作法を確認して任務終了。

ホッとして、お昼ご飯を簡単に済ませる。

次は男子。こちらは、Sライセンスの審判員がジュリーに入って下さり、私は審判員。60kg級、90kg級の選手をさばいていく。

3グループに分けられ、20分交代で審判グループが回っていく。ひとり3選手で副審、主審の3選手をみていく。こうして準決勝まで各階級が出揃った。

ここからは指名審判員になるので私は無いだろうとホッとしたのだが、準決勝、決勝、関東大会出場決定戦、の重要な審判に主審で選出されたのだ。

「マヂか…」選ばれた事の緊張感が増す。責任重大。でも、選ばれた以上、やる事で高体連時の練習してきた事も生かせられるし、中学生のためだ。次男坊がお世話になった3年間のご恩もあるからね。

決勝審判は相当に緊張はしたが、高体連で経験させてもらったこともあり、無事努める事が出来たのでした。こうして神奈川県中学生個人戦は各階級の優勝選手が選ばれた。関東大会の出場者も決まった。まだまだ中学生の夏はこれからだ、頑張ってもらいたい。

それと同時に、私の相模原地区柔道指導者としての任務もこれで終了となった。

所属中学校の柔道部が今年で廃部になる事が4月の新年度に決定されており、新たな部員勧誘は無くなった。今残っている3年生が最後となり、来期からは完全に無くなるので私の外部指導者の役目も無くなる。

思えば、コロナ前から今の中学校に所属し、毎年県大会で頑張っていた生徒らの顔が思い出してくる。

強かったチーム、団体戦県大会でみんなで負けて泣いた思い出。部活顧問に怒られ、生徒たちと職員室に謝りに行った思い出、強豪校に柔道で進学し、高体連の試合で活躍した姿を見せてくれた生徒も多数いた…。

やり甲斐を持って中学校部活動に携わり、自身も学ばせてもらえた外部指導員。この環境はこれで終わりになる。

寂しいが、現状の公立中学校の事情もあり、仕方ないですね…私は黙って退任させてもらう。本当に有難うございました。

たくさんの柔道部員と共に過ごさせてもらえた時間は、宝もの。

近所のスーパーで「平松先生‼️」と何度か声を掛けられ、卒業生の成長も見ることが出来た。「道場」ではない環境での柔道時間。胸に詰まる思いがここにあります。

お世話になった校長先生、お誘いをしてくださった福井学先生、また相模原地区柔道専門部(中体連)の先生方、本当に有難うございました。

パタゴニア プロビジョンズ

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