【ガストで鰻を満喫】自己流料理。土用の丑だけが鰻dayじゃないよ。
私は今、鰻丼が大好きです。…と堂々と書いたスタートです。
ホンネを言うと、20代30代40代は絶対に【焼肉】がNo.1でした。それもタレから溢れんばかりの生ニンニクを入れ、濃いタレで安肉をガツガツ食べる事が疲れた身体に1番効いたものでした。…しかし。
30代で胃を壊し、40代で大病をして食生活も大きく変わってきています。加齢によるものなんでしょうね。
焼鳥屋にも100%シュウイチは通っていたのに、50代の折り返し時期の今、全く行きたいと思えなくなってきた。
息子達にせがまれて行く焼肉屋は、鶏肉最優先にして、他はいかに野菜を食べるか、の戦い。
焼肉屋を選ぶなら「まだ中華の方が良いんだよね」と家族会議で呟くのだが、当然却下。若者はチャチャっとiPhoneでお店予約まで済まされ、家族メシは焼肉屋直行のパターン。
焼肉が嫌いなんじゃない。でもさ、翌日の事を考えると「焼肉は…」とつい尻込みしちゃう弱気なオッさんにいつしかなってしまった寂しさもあります。
「肉食って強くなれ」と育てられた自身に、こんなパンチの無い言葉自体がほんとは恥ずかしいのですが。
さて、焼肉(今年春の北見以来食べてない)ネタは今回は前振りで、鰻ネタに戻します。
「鰻丼」って、私の若い頃は法事や何か人の集まり、鰻ご当地に行った際しか食べて来なかった。自身からはまず選ぶ事が無かった食材なんですよ。
それが近年、なんだか疲れが抜けない時とか、暑さが続く様なタイミングに、無性に食べたくなるのです。特に今年。
7月からの狂った様な暑さに日々身体はグッタリし、たまに行く柔道後は顕著に疲労が出てくるし、で昼からひとり「鰻丼」なんかをやって体調を維持してきました。
一説による中国産ウナギはやめた方が良い説、これは気にはなっていた。ほんと気にしてはいるのですが、国産ウナギには経済的にも安易に手が出せない。
年に一度食べる国産ウナギの美味しさを舌と脳で忘れない様にして中国産ウナギで誤魔化しながら食欲に浸る様になっています。
私なりの中国産ウナギ調理法は、まやかしかもしれないのですが、少し手を加えていただく様にしています。
これをする事で一説の不安が省かれるとは全く思っていないのですが、少しの可能性を期待し、そして加工処理後の大変身する美味さから離れられず、日々美味しさを求めて調理しています。
●ラップに包まれた1尾1000円前後で売られているスーパーの蒲焼ウナギを購入。タレに包まれたこれをまず水道水で洗い流す。なるべく丁寧にタレを洗い流してから、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
●次に洗い終えたウナギサイズに合わせて、アルミホイルで皿を作る。
●フライパンにアルミホイルごと入れて、フライパンにお酒を並々と入れる。この時にアルミホイルに入れたウナギとお酒は混ざらない様に注意。
●フライパンにフタをして、洗ったウナギをお酒で蒸す。
こうして蒸しあがったウナギは、驚くほどフワフワになり、レンチンでは味わえない絶品ウナギになってくれるのです。
ドンブリにはたくさんの白米を入れ、別購入した蒲焼のタレでタレご飯を作り、そこに蒸したウナギを載せ、再びタレをウナギにたっぷりかけて完成。
驚きの中国産ウナギの変化に大満足なのです。これが私の「鰻丼」。
中国産ウナギは…と言われているけど、私にとってはこのたまらなく暑い夏を乗り切る最高のランチと位置付けているのです。
先日諸用で数時間外出する事があり、お昼ごはんを外で食べる機会があった。女房はドリアが良いだの、洋食リクエストを助手席で言っている。
そうだ‼️ガストに行ってみよう。この夏のタイミングでガストはウナギ料理を出しているのを知っていた。自分が日々作っている「鰻丼」と食べ比べてみたかった。
夫婦共にガストへ入った。着席し苦手なタッチパネルでメニューをみて注文する。「鰻丼」発見。注文。
しばらくするとネコ型ロボットみたいのが音楽を鳴らしながら運んできた。まあ、よくある外食パターンだ。
目の前には「鰻丼」がある。山椒粉を満遍なくふり、さっそくいただく。
「ウナギだ!」嬉しくなった。いつも自分で「鰻丼」を作り弁当にしたり、自宅で食べているものと比べながら無言で頂き、完食した時に感じたのは「私の勝ちかも」。
ガストの鰻丼がまずいって事ではなくて、ホント美味しく頂きました。満足でした。ただ、めんどくさいひと手間もふた手間も加える事で更にウナギの美味さが跳ね上がる事もわかり、これはこれで嬉しかったのです。
たかが1000円前後のスーパーに売られている中国産ウナギなのですが、こんな面倒を少しするだけで美味さが何倍にもなる食べ方でこの夏を乗り切っているのだ、と言うのが今回の【いいぶさ日記】ネタだったのでした。
鰻丼に興味のある方、ぜひ蒸しあがったウナギ料理やってみては、いかがでしょうか。ちなみに…ですが、お酒で蒸したウナギをわさびで食べるのも絶品でしたよ。
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