【スポーツひのまるキッズ】第17回関東小学生柔道大会、審判でお手伝い。
神奈川県柔道連盟の西川先生から連絡が入り「ひのまるキッズの審判お願い出来ますか?」と。確か1ヶ月半くらい前だったかな、そんな記憶があります。
柔道審判、最近は高体連で勉強させて頂いていますが、少年柔道審判はもの凄く久しぶり。
中体連の審判は所属していた中学校の柔道部廃止に伴い、昨年秋から無くなった。少年柔道ルールはいくつかルールも違っていて、意識して学び直さなくてはならない。
頭の中でインプットされているルールのコマを入れ替え、こんな場合は「待て」になる、とかルールブックの見直しを当日まで何回か意識し、会場となる横須賀市総合体育会館に向かったのでした。
当日は福井学先生と一緒に向かった。会場の横須賀市総合体育会館は懐かしい場所。教え子を引き連れて試合に向かったり、保護者として次男坊が参加していた《ひのまるキッズ》同伴もしてきました。
次男坊、東海大会にも何度かエントリーさせてもらい、試合自体はあまり上位にはいけませんでしたが【マナー賞】をいただいたりしました。小学生の次男坊、とても誇りに思とていたのも懐かしい記憶です。
《ひのまるキッズ柔道大会》は今思えば親子の懐かしい大切な思い出になっており、出場させてもらえた事は私にとっても感謝な思い出として強く記憶に残る瞬間だったのです。
この日私が組まれていた第5会場は120試合位組まれていました。あれ、もっとかな?なんせ、720人のエントリーですからね。
6人の審判員で1人はジュリー固定、5人で審判を回します。主審5試合の主審抜けで回していくのですが、試合時間が2分とはいえ、副審を入れるとマットに入った30分は集中の連続。実に大変だったと今思います。
《ひのまるキッズ》の試合特徴は、親子の絆。コーチも保護者も礼法をしっかりし、指導者、親もプレイヤーと共に試合場に入ります。私も息子と何度もこの姿で試合に挑んできました。
今回は審判という立場から試合を展開させていく側。競技者両方のコーチ、保護者もみれる位置です。
副審の時は、次に控える親子の会話が副審席から見事に聞こえ、試合中のコーチボックスから飛ぶアドバイス、保護者からの歓声、どれもあらためて新鮮に感じ、そして競技者と保護者の絆を感じられたのでした。
残り30秒でポイントを取られている選手からの必死さと、技が出しきれない焦り、悔しさの涙…。保護者と共にしっかり礼法に尽くし、泣き砕ける選手。
「次男坊もそうだったよなぁ…」私にとっても、昔を思い出させてくれる有難い試合だったのでした。
試合数も多く大変だった審判でしたが、最後に審判員全員で畳を片付けた時に「また来年もお声がけがあれば、手伝いたいなぁ」そんな感情を感謝の気持ちで感じたのでした。
《ひのまるキッズ柔道大会》礼法を重んじて親子との絆に結びつく素晴らしい大会だったとあらためて参加者OBとして実感。大会運営の方々、お疲れ様でした。