【秋ものチェックでぶらり鎌倉へ】パタゴニア鎌倉ストアは秋冬物で飾られていました。
「敬老の日」も終わり、流鏑馬で盛り上がる鎌倉の鶴岡八幡宮様には近寄らない様にし、いつものパーキングへ車を停めました。
最近ハマってる《ダックビル・キャップ》を見に行きたかったので、奥様を連れて自宅からドライブ。
道中車内では息子達の内容で会話のキャッチボール。専ら息子達の柔道話が中心で、私が応援にいけなかった長男の三菱大会の話など。
柔道話は1時間半の下道をあっという間にしてくれる。この長い車中で会話が成立するので「子は鎹(かすがい)」なんだとあらためて感じたのでした。
いつものパーキングから徒歩でパタゴニア鎌倉ストアへ。
この日も大型観光バスはいくつか停まっており、平日なのに人気観光地のパワーに呆れるほど。開放感のあるストア内にすぐ逃げ込んだのです。
9月最初の頃に行った時とは様子が大きく変わっていた。フリースものがどっちゃり並び、品揃えの分厚さに目が游ぐ。
ぐるっと回りながら今回のお目当てを探すと、すぐに視界に飛び込んできた。「これ、これ。」手に取って色合いなんかをチェックする。
「それ持ってるじゃん、他の色…」最初から奥方に言われた…。『持ってますよ、2つ』と言うのをやめて、黙ってチェック。
ストア在庫は3色ありました。草色(RVGN)のがホントは欲しかったのですが、web在庫をずっとチェックしても、夏から再入荷にならない。
気になっていたので、スタッフの方に状況を聞いてみたら人気のカラーで完売なのです…と。仕方がないよなっ。新色を来季に期待して、今あるストア内在庫で選ぶ事にしました。
パタゴニア Patagonia ダックビル・キャップ BOB ALL
《ダックビル・キャップ》これはトレッキングやラン、そんなフィールドで被るのがきちんとした使い方。私もラントレしていた頃は必ず着用していました。
しかし、私の使い方はフィールドだけでなく、最近は日々着用目的で使用しているのです。なんと言ったら良いのだろうか…私にとっての使い方は、下着であったり、シャツであったり…といった感覚で使う様になっています。
髪の毛を後ろで束ねている髪型をしており、基本トップはロン毛に近い。髪の毛って束ねると額が張り、慣れてはいるものの、たまにストレスになる。
色々と外出する際はキャップを被っているのですが、コットンやコーデュロイ生地のキャップは室内ではあまり着用したくない…。
そこで《ダックビル・キャップ》を被ってみたら、あまりの軽さと柔らかさと通気性の良さと毎日丸洗いできる凄さにこれ以上ない喜びを感じ始めたのです。
パタゴニア Patagonia ダックビル・キャップ BNLG ALL
今年の夏は例年以上に暑かった。コットン生地のキャップなど被ったら、つばにすぐ汗が滲み、塩模様が付いてしまう。
つばの塩模様が太陽光で焼けると、いよいよ洗濯しても落ちなくなり、年輪の様な波模様になってしまうのだ。これが嫌で暑い真夏時期はなるべく避けて今季から《ダックビル・キャップ》にしたのです。
ただ、このキャップから決してカッコ良さに結び付かないのも事実。
どちらかと言えば、マンガ的様相になり、仲間からは「わくわくさん?」といじられるほど。
しかし、何を言われようがキャップ好きの私にとっては「これ以上ない身に付けている事を忘れてしまうほど」のキャップと感じてしまったのです。
短くて柔らかいつばをピッと立てて、深くしっかり被る様子。幼稚園児のお遊戯会張りに頭にフィットし、老け顔をちょっと笑いに変えてくれるアイテムでもあります。
柔らかいメッシュで通気性が頭皮にもよく感じるし、これだけダラダラと自身が気に入ったことを書いている時点で読者さんは「いつもの、口説い解説だね」と感じてると思っています。それ位に気に入ってるのです。
パタゴニア Patagonia ダックビル・キャップ LMSP ALL
今回は、3色の内、2色の購入を考えていました。
ツバがブラック(BOB)のもの。茶色(DVL)のもの。全体がブラックでピンクの縁取り(LMSP)があるもの。
1番気になっていたのはピンクの縁取り。これを奥方に伝えると「絶対に無し‼️」と半笑いで強く言われた…。「おかしいでしょ、56歳の頭にピンク色があるなんて‼️」…。私が考えていた第一希望は無惨にも最初に却下されたのでした。
無難なブラック(BOB)と茶色(DVL)。この2つを手にしてレジカウンターに置いたのでした。
2Fに上がります。ウエットスーツが出迎えてくれ、その奥に進みます。
今季のシンチラフリースは出てるかなぁなんて思っていましたが、暑さで試着すらする気になれません。フリース物はもう少し涼しくなってから。
軽く触って起毛などを確認し、デザイン変化をチェックして他をみます。
ただ、web上で気になっていたジャケットのサイズチェックをしてみたかった。ジャケットはインナーをどうするか、どんな場面で着用したいか、でサイズ展開も変わってくる。
私が気になっていたのが《ライト・ガスト・シャツ・ジャケット》。
3色展開で、このマスタード色(DRBN)のみストア在庫がありました。身体の汗も落ち着いたのを見計らい、Lサイズを試着させてもらいました。
予想通りの着心地。軽さ。保温力。暑かったのですぐに脱ぎましたが、このモデルのネイビーが欲しい!そんな気になってしまい、またお金を貯めなくては…とひとり考えて返却。
次に目に入ったのが、デニムのベスト。【パタゴニアワークウェア】シリーズで、直営店にしか並んでいないモデル。これも気になっていたので試着させてもらいました。
ズッシリとした生地感。先ほどの《ライト・ガスト・シャツ・ジャケット》に比べたら3倍位重い?と感じた程。ワークウェアだから、生地も作りも相当丈夫に作られています。
Lサイズを羽織ってみた。奥方に写真を撮ってもらう。ストア内の鏡をみて、写真で客観的に確認するのが私のスタイルです。それを次男坊に転送しみてもらいました。
「コーラ持ったら、スギちゃんだね」…と返信がソッコーで入った。
「ワイルドだろ〜」と奥方に言ってみたら大爆笑。「父さん、ヤバイよ。なし、なし!」と奥方からも笑われてしまい、こちらも試着だけで終了。
確かに上腕裸でこれ着たらスギちゃんだ。自分の写真を見直して、暴走買いしなくて良かった、と思ったのでした。ワイルド過ぎました。
あと、これも気になっていたのをチェック。
パタロハシャツが《タイダル・スレッズ》と名称を変えて展開している内容は前回の「いいぶさ日記」に書いてみたのですが、それを自分の目で確認したかった。
首周りにつくエンブレムロゴの変更、デザイン、これらが見ておきたかった。ロゴ自体はパタロハからパタゴニアになっていましたが、色の使い方がパタロハ調。
ふむふむ、こうなっているのだねと納得。
webではクローズアップしてみても、実際に見るのとは様子が違うだろうと思っていたので、どうしてもチェックしておきたかった。
実際に手にして、生地感やアロハシャツの雰囲気を感じ、これからはこんなテイストになって展開していくんだなぁ、と知っての納得。
やっぱりストアに向かわないとわからない事も多いのですね。
今回は、どうしても入手しておきたかった《ダックビル・キャップ》を手にする事が出来たし、また新たな《レトロX》や《ライト・ガスト・シャツ・ジャケット》、またスギちゃん張りの《ワーク・デニム・ベスト》もチェック出来た。
まだまだ暑い真夏日が続きそうですが、秋から冬にかけての新作ものを楽しませてもらいました。
それと、新しく配属になったストアマネージャーさんともご挨拶が出来ました。
「10年位前に横浜のフィッシングショーで1日だけ一緒にブースでお仕事しましたよ」と教えて下さったRIKAさん。ご挨拶出来、良かったです。
私は鎌倉ストアがベースストアだと思っていますので、また遊びに、そして試着しに行かせていただきます。
鎌倉エリア、この日もインバウンドの方々でごった返していましたが、ストア内は素敵な空気感だったのでした。