もう日本中の皆さんがご存知でしょうが、東北を中心に巨大地震が起きました。
天災、という恐ろしさをあらためて感じ、無力さを見せつけられました。
僕は、検査入院中で地震が起きた時、病院のベッドの中。
突如、遠くから耳鳴りの様にゴトゴトと音がして、そして揺れを感じました。
ベッドでは、点滴が一滴落ちる音を聞けるほどの静けさ。
それが一瞬にして、揺れよりも早く音に囲まれ、「早く逃げろよ」とでも言わんばかりにベッドを揺らす。
壁と建物の基礎が軋む音がし、ガラスを叩く音と、他の病室の患者が不安がる声。
ナースの指示で、避難道から院外に出るよう導かれ、隣部屋の女性の点滴棒を持ち、避難。
揺れは止まることなく、何度も余震に襲われたが、幸いにも人的被害もなく、無事であった。
昨夜は、ベッドで不安な夜を過ごした。
しかし、家屋倒壊の方や、まだ身内の安否がわからなく不安を抱えていられる方も多い。
16年前に、京都で関西大震災の揺れを体験した。
あの怖さを身に染みて、残っている。
被災された方への配慮が直ぐには動けないが、自分なりに出来ることで対応したいと、考えています。
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