オフショアスプーンの効果

ここ数年、私が地味にテストを続け2013年にK-FLATよりリリースした“Ketiga53g”の実績が
相模湾、駿河湾で結果を出して来ている。非常に嬉しいことです〜。

開発秘話として、「フォールが緩やかで、さらに天然素材でアピール出来、飛ぶルアー」
これをコンセプトにして、オフショアスプーンに行き着いた訳です。
カツオ、マグロ狙いは文句なしにヒットしてくれ、私が『あぁ〜だ、こぉ〜だ』、言う前に
実績が先行しており、欠品カラーも出てしまい、申し訳ございません。
また、春先、晩秋とブリ、ワラサ、のボイル、冬のサワラにも実績大。オフショアスプーンの
時代が到来?そんな予感すらしており、開発者としても嬉しい限りです。

ここで状況に応じた使い方を少し説明したいと思います。
カツオがシラスを追う状況で、プラグやジグなど、何にも反応しない状況の時、Ketiga53gを
表層を滑らす様な高速リトリーブで探る様にします。
言ってみれば、ボディーのシェル部分を水面に絡ませ、針先の「キラッ」とした一瞬を
シラスに模して食わすパターン。
ここで重要なのが、小型のジグやジグミノーでもその動きは出来るのですが、Ketiga53gとの
違いは、水面に絡ませるKetiga53gに張られた天然素材がより水面で乱反射をお越し、
カツオを引きつけるのです。
ジグやジグミノーなどは、どうしてもボディーのシルエットが露骨に水面に見え隠れし、
補食しているシラスなどとの違いがはっきりしてしまい、カツオはすぐにルアーを見切ってしまう。
その点、Ketiga53gは着水音もおとなしく、表層を滑らしても水波動なども少なく、カツオに
効く訳です。

(マグロは吐いたイワシと同サイズのKetiga53g)
マグロへのアプローチは、イワシ団子やサメ付きなどへの投入。
真鶴の嘉丸大船長さんなんかは、このKetiga53gを「平ペラ」(ヒラペラ)と呼んで下さっており、
そのニックネームの由来は、
「Ketiga53gをイワシ団子に入れた状態で、平松がペラペラ話す6カウントで勝手に食ってる」
…という内容からのネーミングだそうで、嬉しい悲鳴?!です。
Ketiga53gでの嘉丸さんのマグロ釣果は、本当に多く、また相模湾でマグロゲームを展開されている
船宿さんからもたくさんのお褒めの言葉を頂きました。
これからの秋のシーズン、マグロ、カツオゲームはピークです。
是非、釣具店様でKetiga53gを見かけたらゲットした方が良いですよ!
Goldicは、もう欠品カラーが多く出ており、困ってしまってます…。
それと。
来年度に向けて、オフショアスプーンの追加サイズを今、必死にテストしております。
テスト談話は、GoldicTVにて、また話す様にしますね!

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