【Q&A メタルジグのローテーションに対しての理解は⁉️】お答えいたします。
『お時間が空いた時でよろしいので宜しくお願いいたします。』
今回もFacebookメッセンジャーを通じて、アングラーの方から連絡をいただきました。
私なりの考えで返答させていただきます。
質問内容は、こちらです。
《自分は、船はドテラ流し、使うジグはガミー160gを使う事が多いです。そして、魚の反応が無い時は、使うジグをケイジグ150gやケイジグシャープ150gに変えています。
そんな時、ジグの種類は変えずにガミーのままで、ウェイトを130g、または180gに変えてみる策は有効でしょうか?(ロッドは変えない)また、有効であるとして、魚の反応が無いとき、ジグの種類を変えるかウェイトを変えるか、どちらをの方がバイトに持ち込むには効率が良いしょうか?
ガミーでの釣りが面白く、主にガミーばかり使っています。故に、このような質問ですが宜しくお願い致します。》
メタルジグのセレクトに合わせたタックルバランスを含めて返答させて頂きます。
Q:質問内容ですが、自分は、船はドテラ流し、使うジグはガミー160gを使う事が多いです。
そして、魚の反応が無い時は、使うジグをケイジグ150gやケイジグシャープ150gに変えています。
そんな時、ジグの種類は変えずにガミーのままで、ウェイトを130g、または180gに変えてみる策は有効でしょうか?(ロッドは変えない)
A:ガミー160gからサイズを変えて同じ動きで探ることで130g、180gとレンジの変化やジグの浮遊する動きの違いがこの時点で発生するので私は賛成です。
質問内容内にて「同じタックルでジグだけを変える」という点も私は問題ないと思います。
例えば私がこの状況でなぜジグウエイトを変えるかという返答をするならば、ジグが持つウエイトの自重で沈下速度とホバーリングの差、魚が側線で感じる変化が出せるからです。
いわゆる動きの「インパクト」が変わることで魚はそれまでのガミー160gとは違ったベイトだ、と認識してもらえると思うからです。
それでバイトがなければ、魚は餌としての認識が違ったのだ。もっと追っているベイトの種類があるのだ、という選択枠が増えるのです。
そこで「点の動作」で誘うようなガミージグの動きから「線の動作」でアピールする「ケイジグ150gやケイジグシャープ150g」で大きく変化を付けてやる。探る層だけでなく逃げる動きから全てを変えてやることで探る幅が広がる。
私がよくやる手順です。
魚の追う状況が今ひとつ掴みきれていない状況時にはよく「点の動作」と「線の動作」で魚を探すだけでなく、ジグが絡む潮の動きをまず把握し直してジグ投入の種類を選択し直すのです。
Q:また、有効であるとして、魚の反応が無いとき、ジグの種類を変えるかウェイトを変えるか、どちらをの方がバイトに持ち込むには効率が良いしょうか?
A:私は、ジグウェイトを気にする前に、メタルジグをトレースする『層(レンジ)とスピード(ジグ姿勢)』を強く意識しております。
この際、ロッドは変えずでジグの重さだけのチェンジにします。先にもあげた《線の動作》と《点の動作》を使い分け、層(レンジ)に回遊するベイトの動きと、ジグの姿勢を合わせるようにリールのリーリングでコントロール。
ロッドをしゃくるだけになると潮の流れ(動き)も細部まで把握することが難しく、時として雑なルアーアクションになりがちです。ですから、ジグが潮流を受けて姿勢をアングラーが把握でき、各レンジを探ることを重視しています。
バイトに持ち込む確率は、どうなんでしょうか…わからないです。
なぜなら、私が今あげた動作例も、魚を探しているひとつの術にしかならず、もしかしたらヘビーウェイトのジグを使用しボトム叩きオンリーの方が良かったり、ガミーfat やKEI-JIGみたいなショートモデルのメタルジグしか口を使わないパターンがあるからです。
釣りをするエリア、季節、でも大きく変わります。
ですので私がルアーローテーションをする中での決め事をひとつ公開すると、ルアーローテーションをしている時に一度でも魚からのバイトがあれば、そのジグでウェイトをかえずにトレースする層、ジグアクションをしつこく探る事。
大きなポイント移動があれば、またアクションやポイントの組み立ては一からにしますが、少し流しをずらすだけや、船をポイントに入れ直すだけの時などはこだわってみるようにしています。
これの成功確率は、50%以上になります。
ガミーをはじめとした、私がプロデュースしているメタルジグの特徴と解説をこうした質問に合わせて公開させていただきました。
もし、何かメタルジグの事だけでなく釣りにまつわる事でご質問等ありましたら、メッセンジャーなどを通じてご連絡頂ければ、返答させて頂きます。
質問、ありがとうございました。良い釣りを、楽しんで下さい。