【Abu Garcia 微弱メタルの全て】平松慶が特徴、分析を解説する。

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【ピュアフィッシング Abu Garcia 微弱メタルの全て】平松慶が特徴、分析を解説する。

水族館でみる、イワシ団子の中に「キラッ」とボディーを捻るような動き、また群れから外れていく様子…多分、水族館の巨大水槽をみたことのあるアングラーなら言っている意味がわかると思います。

今回ピュアフィッシング、Abuブランドより監修〜リリースさせてもらった《微弱(ビジャ)メタル》。こちらの特徴を解説していきます。

第一に微弱メタルを作るに当たって開発コンセプト内でも詳しくお伝えしますが、ジグがストレスなく引きやすくて、そして釣れる。この「釣れる」という部分が当然一番重要になってきますが、釣れる事へのこだわりとして、ジグの動きに「弱ったベイト」を取り入れる事からスタート。

弱ったベイト、という事自体をどうやって表現するのか。捕食時や追われた際に起きるパニックした行動…コレが最もジグの動きに取り入れたかった部分になっています。弱ったベイトとなると、何かり弱らせられた…弱る事の動作・行動が必要になる。

そんな事をアレコレ考えたら、頭がこんがらがってしまったので、では弱った時の動きをシグの特徴にすれば良いじゃん、という事になったのです。

イワシのお群れに捕食行動、威嚇行動でブリやヒラマサが突っ込んでいく。尾で叩かれたり、群れから離れ、危機感を体で表現して群れに戻ろうとするがパニックで戻れない…という動きがジグの頭方向からボディーを横にする様に大げさにいえば、一定方向へ円を描くように落ちていく姿。その時に腹部から微震しながらの行動が本当に出したかったのです。

コレを可能にしたのがこの《微弱メタル》なのです。

引き心地は、ヘッドウエイト重心なのでストレスを持たないジャーク姿勢であり、そしてジグが惰性で動きの伸びがある際に動きの中心がヘッド部分からの動きになるようにシェイプして、この形状となったのです。

当初の予定では、青物を中心としたサイズ展開で考えていましたが、テスト段階で北海道エリアのサクラマスジギングで効果を発揮し、コレまでのサクラマスジギングへの固定概念を崩し、新たな狙い方が展開されるようになりました。

ブリ、ヒラマサ、カンパチ、マグロ等に加えて、海サクラマスジギング、ナブラ狙いのカツオゲームへと。
この展開から2021年はスーパーライトジギングへのサイズ展開も開発中で進行しております。カラー展開は現在5色。今後を更に期待してくださいね。

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《●開発コンセプト》
スピーディーな立ち上がり、そして引き抵抗の少なさ、頭から逃げる様なフォール姿勢。このいくつかの課題をクリアーするのが私の中で組み上げた開発コンセプト。

大まかな鉛筆デザインで鉛ブランクを作り、そこからスイムテストを繰り返しながら形成していった。「引きが軽い。」「ヘッド(頭)方向の姿勢からボディーを微弱振りしながら落ちていく。」こうした動きをキーとしてジグのシェイプを整え、現場でのスイムテスト、フォール確認、実釣検査、と全てを的確に行ってきました。

《リリースサイズ》
・100g:144mm・120g:158mm・150g:180mm・180g:193mm
・200g:195mm(アイを除く全長)

★2021年以降リリース予定サイズ:230g
(SLJ対応モデル)として75g.60g現在テスト中

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keitanhiramatsu