《2024サクラマスジギング リミテッドカラーリリース》
北海道へ通い続けて約10年。初めて釣りで訪れるきっかけになったのは、ブリのジギングゲームでしたが、北海道の魅力にとらわれ通う毎に見えてきた新しいターゲット。
それが冬のシーズンの《サクラマス》ゲームです。
本州河川で狙うサクラマスはトラウトアングラーの憧れ。
北海道では産卵を控え俎上前に岸寄りや河口域へと沖から戻ってきたサクラマスを船からジギングで狙います。
キャスティングでもゲーム性があると感じるほど、海のサクラマスの行動エリア（層）は広くゲーム性の高いターゲット。
これをジギングで楽しむスタイルに合わせた《サクラマスリミテッドカラー》になります。
写真での確認は今ひとつ伝わりにくい場合もありますので、動画でのご説明も掲載してあります。
《メタルジグボディーは、4種。》
●Gummy 160g
●Gummy fat 160g,180g
●KEI-JIG 150g,180g
●KEI-JIG SHARP150g,180g
この様なバリエーションの展開になります。
毎年、これまで得た実績を基に、そしてフィールドアドバイザーからの意見を重ね合わせリリースしています。
今季冬は4色展開でのリリースになりました。
《カラーパターン》
●No.S24-1:チャートオレンジ/ミラーグロー
●No.S24-2:ブルーグリーン/アルミグロー
●No.S24-3:パープルオレンジ/アルミグロー
●No.S24-4:ピンクオレンジ/アルミグロー
カラー特徴として、トラウトゲームに長けたアングラーからの配色指示の基、寄せるメインボディーと、攻撃性威嚇（いかく）、マス類本能のイクラをイメージした暖色系を準備しました。
カラー別コンセプトを簡単に解説します。
《カラー解説》
⭕️No.S24-1:チャートオレンジ/ミラーグロー
フロントとリアにド派手なイエローチャートを塗り、更にチャートを引き立てるオレンジで派手さをアピール。威嚇（いかく）を意識したカラー配色で、ボディーには魚へのアピールをあげるオーロラタイプのホログラムを使用。
⭕️No.S24-2:ブルーグリーン/アルミグロー
誰もが使いやすい定番的ブルーカラーを中心に、ブルーを支える様なグリーンでまとめてあります。これは、淡水トラウトゲームでよく釣れるカラー配色。太陽光の高い位置でもしっかりとしたアピールが出来、必ず手にしたい1本です。全体には、アルミ調ホログラムが貼られており、裏面はフロントとリアにグローをポイントで配色しています。
（裏面No.S24-2.3.4共通）
⭕️No.S24-3:パープルオレンジ/アルミグロー
これまで5年間、毎年サクラマスリミテッドカラーをリリースしてきて「外せない」と言うカラーがパープル。情けないのですが、釣れる根拠は実のところ、未確認。すみません。しかし、同船者での釣果で「パープル」は必ずと言えるぶっちぎりパターンで釣果を伸ばしています。
きっと、まだわからない「何か」がパープルには潜んでいるのでしょうね。その結果からもあり、今回はパープル配色を外せませんでした。インパクトを付け、オレンジでパープルをアルミホロに馴染ませています。
（裏面No.S24-2.3.4共通）
⭕️No.S24-4:ピンクオレンジ/アルミグロー
「イクラ」を意識しました。暖色系は、鮭釣りでもルアーだけでなくフライにも歴史あるカラーパターンです。エッグヤーンなどでは、ピンクや赤でマスを狙う時と、イエローやグリーンのチャートでアメマスを狙うなど、フライフィッシングには深い伝統もあります。今回はそこをヒントに、暖色系の配色も組み合わせてみました。
ついオフショアアングラー目線では、ブリが好みそうなカラーだなぁ、と思ってしまいます。
（裏面No.S24-2.3.4共通）
★《No.S24-2.3.4共通裏面》
No.S24-1以外のボディーホログラムは、アルミカラーに最も近いホログラムを使用。魚類が持つウロコの発色に人工物で一番近い発色をするのが「アルミ」だと言われております。
※S24-1 チャートオレンジ/ミラーグロー裏面
※No.S24-2,3,4共通。アルミベースをお見せしたかったので、フロントとリアへのグロー着色はこちらの画像にはしておりません。
※Gummy ,Gummy fat は従来通り、裏面は逆目仕様にしてあります。
これは、私自身もサーフェスゲームによる実釣（バショウカジキ）にて数を釣り、カラー判断のテストを重ねた結果です。
バショウカジキ（セイルフィッシュ）は捕食するルアーを見つけると、まずビル（角）で確認します。その後、ターゲットから一度離れ、様子（外観）を伺います。
再びビルで確認し、エサかどうかの判断をしながら最終的に口を使うのですが、捕食行動は次の通りでバイトしてきます。
1)ビルでルアーを叩き、最初に見切るのはオールペイントのルアー。
2)次に美しいホログラムのルアー。
3)次にアルミホイルが貼られたルアー。
4)最後まで興味を持ち続けるのがシェル（天然アワビ）が貼られているルアー、になります。セイルフィッシュはビルでベイトを威嚇し、その次までの動きでしっかりと獲物を見ています。完全にエサかどうかを確認しています。
セイルフィッシュをたくさん釣って来て学んだ例ですが、これがカラー選択にも活かしています。
ご参考にしてもらえれば、幸いです。
今季リリースの《2024サクラマスリミテッドカラー》はこの様な配色コンセプトを基に築き上げています。
リミテッドカラーリリース6年目。今回のパターンはトラウトルアーマンからの主観、そしてフライマンからのアドバイスを基に作り上げております。
北海道、東北エリア選考で問屋様への告知もしてあります。是非、迎えるべき冬のサクラマスジギングシーズンに備えて宜しくお願い申し上げます。リリース開始は、2023年12月下旬より発送予定になっております。お楽しみにして下さい。
※一部地域からは、すでにブリ、ヒラマサ、カンパチ、マグロで使いたいと言う声も上がっており、この先青物狙いのサイズ展開にもしようか、と思案中です。
私が徹底してテストを行い、納得した際にはその展開もご期待下さい。（現在、テスト中にて、まとまった時点で報告いたします）
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