【3/4 オホーツク海へサクラマスを求めて】実釣2日目、この日も凪。
2日目の実釣朝は、前日に比べて気持ち曇り気味の空。ただ予報は日中晴れと天気予報は言っている…。
昨日は完全に凪倒れ。無風で潮も動かず途方に暮れた1日でした。だから気合い入れて2日目を挑むのです。
昨日と同じ様に紋別港に5時到着。訓子府町(北見の隣り)からピュアフィッシングエンドーサーの加藤達也さんが応援に来てくれた。
かなり前日は苦しんだ様子をしっかり伝えておいたので、加藤ちゃんもスタートから気合いが入っていた。
この日は有持キャプテンが最も自信のあるポイントから入る事になった。水深は30m前後と言う。
キャプテンを信じて我々オフショアアングラーは釣りをさせてもらうので、キャプテンありきの釣り。30分ほど走りますね、と口数少なく出船となったのでした。
この日向かった方角は、前日と似て湧別方向(だと思います)。昨日同様に肌寒く震えながらの移動でしたが、アンダーを上手く着込んで来たので、まあ問題はなかった。
ポイントに到着する。沖にはホタテ貝漁師船が忙しく動いている。
優雅にそれを見る事はできず、私は言われるがままにメタルジグを投入しサクラマスジギング開始となった。
最初はベイトタックルでバーチカルに探っていましたが、水深があまり無いのと、広く探りたいからと言う考えでスピニングタックルに持ち替えた。
本当は、もっと攻撃的な探りをしたかったが、リーダーがそれほど太くないので、軽くジグを投げて探る。そこから斜め引きをイメージしてジグを操作する。
水面を見ていたら、小魚が跳ね出した。有持キャプテンに聞くと「オオナゴが追われていますね」と。
この時期のこのエリアのベイトはオオナゴ。それが何かに追われてる…。まさに今フィーディングタイムだ、とスピニングタックルでより細かく中層を探っていった。
ジグはGummy 130g。細長いシルエットに交換して狙う。すると…「ゴン‼️ギュー‼️」これマスの引き。明らかなマスだ、とカメラに伝えファイトの様子を撮影してもらう。
ホッケでもタラでもない。完全にマス。
慎重に寄せ、ネットに入れてもらった。サクラマス、無事キャッチ。良かった。安堵の笑みを浮かべた。
これまでサクラマスを狙ってきて、これほどまでシビアな状況は羅臼釣行以来。
あの時は1day実釣でワンバイトのみであったので、今回の方が実釣時間は長いが、まあまあ今回も厳しかったのは間違いない。
それにしてもホッとした1尾。この1尾が有るのと無いのとでは気持ち的に大違い。だからホッとしたのです。
この1尾に続き加藤達也さん、ヒサシ君も船縁チェイスでサクラマスをキャッチする事が出来た。まぢ、安堵感満載。やっと船上朝ごはんが食べられる。
ザンギ巻きを食べながら一瞬ゆっくりした。
時間が経つにつれ太陽光の光が強くなり高い位置になった時点でサクラマスの反応も魚探に現れなくなった。
「遊びに行きましょう」と。
深場で根魚狙い。私は【#サベージギアで釣ってみろ】を更新したかったので、秘策ルアーでタラを狙う事にした。
ホントはサクラマスの活性が高かったら、そのルアーでサクラマスを本気で狙う予定にしていたが、それ所では無かったのはご承知の通り。
深場に向かいながら、サベージギアの準備にかかった。
「水深70m」深場のポイントに到着したが、船は0ノット。完全に潮が止まっていた。恐る恐るサベージギアの《ダック》を沈める。
70mまで沈んだら、ボトムでバスベイトの役割をするダック足をリフト&フォールで動かしてみる。…食わない。…バイトなし。
…ゆらゆらとリフト&フォール…。「ゴゴゴゴォ〜」とボトムで強烈なバイト。よっしゃ。
無茶をしない程度でファイトをする。サクラマスジギングそのままのタックルでボトムで探るから、掛けてからも慎重にやり取りする。
タラ。ゆっくり浮いてきた。タラちゃんだ。
黄色いダックを口周りに付けて浮いてきた。あのピリピリした船上とは大きく変わり、笑いで盛り上がる。
【#サベージギアで釣ってみろ】さっそくSNS用に写真撮って掲載。ダックでタラ。まあまあな私の出来。
これに刺激され、加藤ちゃんは、スネークで狙う事に。ボトムに着底し、ゆっくりリフト&フォールで誘うと、お約束通りにヒットする。
これも【#サベージギアで釣ってみろ】に投稿し、この日の釣りは終了となりました。
今年の紋別サクラマスジギング、かなりシビアでした。
回遊性の高い魚を狙っているので、シビアなのは仕方ないですが、こうして無事ロケも成功する事が出来、ほんと良かったです。
ホライゾン有持和也キャプテン、またローカルアングラーの皆さん、有難うございました。
※ピュアフィッシングでは【#サベージギアで釣ってみろ】でのSNS投稿をお待ちしております。