【Goldic伊豆釣行会 森竜丸で南沖へ】伊豆はやっぱり楽しいフィールドなのだ。
2025年6月22日、この日にお店のお客様を募り森龍丸さんにお世話になり伊豆釣行会を開催しました。
ポイントは伊豆南沖。ここは伊豆大島、利島、新島、と見える位置になり、ヒラマサ、カンパチだけでなくマグロ、キハダ、カツオなどの回遊魚も多くオフショアゲームの最高のフィールド。関東屈指の漁場であり、たくさんの人に愛されているポイントです。
同船者で釣り仲間の安富さんと前日入りした私達。宿で軽く飲んで翌朝に備えます。
網代港に2時半集合、3時出船。2時半に港へ向かうと既に皆さん集合してくれていました。小屋で支払いを済ませて釣り座を決め、出航です。
ポイントまでは2時間半、エアコンの効いた寝床で爆睡。
最初のポイントに到着。各々釣り座に分かれてジギングからスタート。水深70m前後のかけ上がりから攻めていきます。…がしかし。
スタートから何となく嫌な流れを感じた私。ジグの流れが定まらない。これ、一番厄介な潮で組み立てが難しいのだ。通常なら200gのジグサイズで探るのだが、220g、250gとジグウエイトを変えて行かなくてはしっかりしゃくれない。
嫌な潮だなぁ…これが素直に感じたスタートでした。
それでも小型のカンパチが釣れ始め、潮が落ち着いたら楽しみだとポジティブに考える。船の流れは2ノット、船長も操船が大変。両舷で釣りをしているのでアングラーもそうですが、船長泣かせの潮だったのです。
最初のポイントを見切り、次のポイントへ。私の集中力はまだ切れていません。9時頃になると、小さいながらもヒラマサが出る。それも2本も…。ここだけは譲れないぞと気合いを入れ集中してヒラマサを探るのだが、魚からのコンタクトはなし…。
「ここ、平松さんが18kgのカンパチ釣ったポイントですよ」と女将が言う。私は落ち着かない潮に振り回されていた。
…どう狙おうか、…どんな食わせを模そうか、持ってる引き出しを掻き回すのだが、伊豆南沖の手段は手持ちが少ない。そうこうしているウチに喉が渇き、お腹が空き、集中力が低下。ヤバいパターン。
隣りの安富さんとも喋らない様に試行錯誤を繰り返すのだが、一向に魚からの反応はない…。おにぎりでも食べよう。冷えた胡瓜も美味いよなっ。あかん、一番ダメなパターンになってきた。船の上でのんびりしちゃいそうだ。
強烈な太陽光が肌に突き刺さる。太ももや腕は真っ赤になってきた。もう集中力は無くなり、安富さんと無駄話が始まり…船上でまったりし始めていた。
クーラーの動画なんかを撮ったり、胡瓜を撮影してみたり、と遊び始めている。
森野船長も一向に落ち着かない潮にシビレを切らし、ポイント大移動。このタイミングで釣り終了まで1時間前。ラストポイントに入り、再び気合いを入れて魚を探る。
「おっ、ヨシっ」やっと本日初の魚信がラストポイントで得た。ゆっくり上げてきたのは、8.94kgのマハタ。底物って、狙って掛けたのではなく、掛かってきた、の部類。
《釣ったんじゃない、釣れたんだ》の方…。青物はこちらが狙って掛けるから、釣りの面白さが増すが、自身の気持ちに盛り上がりが欠けるヒットにテンションは上がりきらなかったのでした。
それでも良型のマハタをキャッチし、少し気持ちは落ち着く。ただ、もう釣り時間は終了間近。必死に青物を狙ってシャクったのですが、13時にロッドオフ…。帰港となったのでした。
網代港に戻り、キンキンに冷やしたスイカをみんなでいただく。三井さん(釣り仲間)からの差し入れです。暑い港で冷えたスイカにみんな喜んでくれました。
こうして6月のGoldic釣行会は終了となったのでした。次は7月13日。出来るなら毎月勢いで伊豆釣行会を催していきたいと考えています。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
《伊豆南沖釣行タックル》
【キャスティング】
ロッド:PENN SLCS-71M
リール:PENN オーソリティ8500
ライン:サンライン X8フルコンタクト 8号
リーダー:サンライン システムショックリーダーNY 100ポンド【ジギング スピニング】
ロッドPENN :SLJS-63M
リール:PENN オーソリティ6500
ライン:X8 アメイザ4号
リーダー:サンライン ツナギート60ポンド【ジギング ベイト】
ロッド:AbuGarcia OCEAN FIELD OFJC-62
リール:PENN ファゾムⅡ 25NL D2
ライン:サンライン X8アメイザ4号
リーダー:サンライン ツナギート 60ポンド