【⑥夏空見上げて、道東へ。七夕で織姫様に会いに】神威岬ブリ狙い。
2時半に起き、3時にホテルロビーで集合になる。
佐藤典之さんが手配して下さった札幌プリンスホテルで宿泊となり、前夜は早くに身体を休めたのだが、高級ホテルすぎて寝付きが悪く寝たり起きたりの繰り返し。だってベッドがふわふわ過ぎるんだもん…(笑)
さらに夜中2時半に起きるって事自体、非日常的行動なので、なかなか身体は馴染まない。
早く寝なくちゃ、と布団の中に包まっても、すぐに他事を考えて、寝られなくなる。夜10時過ぎには布団に入ったが、結局2時までは布団中でぐずぐずしていただけであったのだ。
それでも肉体は休めたのかな、脳味噌は起きてた気がしたのだが…。
さて、札幌市から来岸港まではぶっ飛ばして1時間半ほど。その道中を私はずっとドラマ鑑賞。ネット環境を通じて観られるドラマや映画は今本当に多い。
ギガ容量さえ確保出来ていればHDMIのコードを使いナビ画面で映し出し見れちゃうんだよね。これには、泣けた。
ある日曜日の9時からのドラマでさっ。実業団スポーツクラブチームが会社からの圧力で廃部の波が押し寄せ、それに対する経営戦略部のエリートがジェネラルマネージャーとなり…と。
まあ、よくある利益の出ない運動部をつぶす、つぶさない、のネタからのストーリーだったのだが、観ている場所が北海道、そのドラマの主人公が北海道を代表する役者さん…とあり、かなりの意識感情が番組内に入り込んでしまったのです。
前日の北見市から札幌まで。また札幌から市内を動き回る道中ずっとそのドラマ鑑賞になっていた。一度観たら、もうやめられない。
たかがドラマ、だなんて絶対に言えない内容が毎回場面を変えながら現れてくるので、私は番組の内容に引きずらられっぱなし。
札幌から来岸港までの1時間40分はちょうど2週分観れる時間。眠たい頭は一瞬に吹っ飛び、沖に出た時はスカッと爽快。10.5kgというサイズをキャッチ。
その内容は、次号《ソルトワールド》のカラー連載『平松慶のヒラマサワールド』にびっしり書く予定です。是非お楽しみにして下さいね。