《釣具というギア》久々に向かった淡水釣行で再確認した事。
8月の終わりに夏休みを頂き、釣果を求めない自身を見つめ直す旅として関西エリアに釣りに向かった事は先に更新してきました。
まあ、本音は少し釣果を楽しみにしていた部分もあるのですが…。
釣りがどうのこうの、はもう伝えたのでここでは伝える事はありません。タックルはロッドを2本準備した以外は古い当時のままのものを使用しました。
釣りの面白さは魚が釣れる事が何より重要なのはよく理解しています。ただ今回の関西旅は「きっと釣れないだろうなぁ」を前提にスタートしたもの。
最新のタックルと、当時のタックルを同じフィールドで使い比べてみたかったのは、ほんと正直なところ。ただタックル提供等上手くいかなかった事もあり、その部分は仕方がないと理解しています。
メーカーも出来る限りサポートして下さって感謝です。今回、この「釣れない釣行」を実行し、私なりに感じたギアのお話しを記していこうと思います。
※Instagram投稿内容に追加記載文面になります。
《感じたライギョタックル》
最後に使ったのが、韓国ライギョロケ。ホッツ社のライギョロッド解説に合わせた国内ではない韓国でカムルチーを狙ってDVD撮影がありました。
それから10年以上放置しており、今回久々にライギョゲームとあって引っ張り出してきて実釣で使いました。
《Abu 6500C》と《コンクエスト400》。
どちらも全くメンテしておらず、ラインも当時巻かれたもの。
コンクエスト400は、韓国ライギョアングラーの友人がカスタムハンドルをプレゼントしてくれ、当時交換したものですが、基本どちらも内部はノーメンテ。
今回のタックルを準備していて卓上での回転は、絶対にコンクエストの方が素晴らしかったです。
これをみて実釣でのメインリールはコンクエストだろうなっとフィールドに持ち込んだのですが。
実際にフィールドでチューンしたフロッグをキャストしてみて感じたのは、古いAbuの方がしっかり使えたという事。
Abuリールでキャストした際に、本機ボディ内部から掠れた様な異音がするけど、しっかりと飛距離が出た。
それに比べ、コンクエストの方はシャフトのブレなのか、かなり過去に無茶をした(ホッツ社マガログ付録 DVD〜韓国ライギョの旅をご覧下さい)時の不良が顕著に出ていた。
※ https://youtu.be/B7SXIGabIgk?si=X4LrhRQJ1hYP5Mhh
細かなパーツの破損か劣化も、もしかしたらあるかもしれませんね。
Abuの方は、もっともっと前から使用していたものであり、相当な数の釣行、ライギョのキャッチ率を刻んでの放置。
ボディーに貼られた販売元である【エビスフィッシング】シールだから、結構前に購入したものでしょうね。
記憶では結婚前。今年で結婚30年?かな?になるので、それ以上前に買い使っていたもの。かなり酷使してきた記憶しかない。
それでも、びっくりする程、実釣での不備は感じられなかった。
絶対的な強さをあらためて感じたAbu製品。
これは驚きしかなかった。
ホントは、現行Abuのアソビのないモデルを使ってみたかったが、その違いは現行モデルが手に入らなかったのでわからない。
しかし、古くさい私のAbu6500C、エビス時代のね、これ一度もメンテナンス無しでしっかりスプールも回転し、今も普通に使える凄さに感動したのでした。
カコンカコンとギアのアソビはあるけど、それが当たり前の時代だった私の淡水スタイルだったので、違和感はなし。
PENNリールも初代スピンフィッシャーから使っていましたが、スピニングリールは最新リールがやっぱり良い。これは総合的な話で私の淡水スタイルとは相似しないので。
今回使ってみて国産リールのきめ細やかな回転やスムーズな巻取り感覚等、素晴らしいと思います。
しかし、これだけ長い期間放置し、また使用経度も高い状態からの復活は望むのが無理だろうし、そもそもメーカーはリペアパーツも無いでしょう。
そういった意味合いも含めて、あらためてAbu製品の素晴らしさを実感したのでした。
現在でも、ピュアフィッシングが可能な限りAbuリペア(オーバーホール)はしてくれると思いますが、国産精密リールはアフター期限を設けられているため、不可能だと思います。
その辺りも考慮してタックル選びをされたら良いのではと思います。
あくまでも、私の所感を書いていますが、実体験からの内容であり、何かの参考にされてはいかがでしょうか。
ホントは、現行のアソビのないAbuと古いAbuとの激しい使い比べをしたかったなぁ。
PENNリールは古いスピンフィッシャーと現行のオーソリティとの差なんかは身体に染み付いてる位わかってるから、良いところ、悪いところ、どちらも話せますしね。
釣具のギアとしての道具、これは今後も私目線になりますが追っていきたいと思っています。