【アユの塩焼きと甘露煮】季節を感じる食材に感謝です。

グルメ

【アユの塩焼きと甘露煮】季節を感じる食材に感謝です。

営業先は平日の午前中に動く事が多い私。コロナ禍以前は営業スタッフもふたり居たのですが、現在は私ひとり。

DM作成も、展示会も、集中出荷も、開発もテストも全てひとり。だから基本的に365日、私はお休みは無し。こんな動きも近年慣れてきて、近隣の小売店様にご挨拶や製品案内を伝えに向かうのもルーティンが出来てきました。

今回はK-FLAT株式会社営業先での事。秋冬の新製品をご紹介した際に「アユ、持って帰りなさいよ」と小売店様からお裾分けをいただきました。

20尾近くアユをいただき、アゲアゲ気分で帰社。自宅に帰り、さっそく良型を選んで塩焼きにしてみた。自宅は奥方とふたりだけ。だからガツガツした息子達も居ないので、それほど食材で毎日頭を悩まされる事もない。

「小売店様から、アユ頂いたから!」と先に奥方へ連絡しておき、定時で帰宅。さあ、今夜はこれで日本酒やりたいぞ!と意気込む。

まずは塩焼き。二人だから良サイズ5尾をピックアップし、ヒレにお塩を。コンロでゆっくり焼いていく。秋刀魚は少し前にスーパーで購入し塩焼きで頂きましたが、アユの塩焼きはまだ今季なし。今回のタイミングはミラクルです。

スイカの匂いがする、釣りたてのアユ。嬉しいですね、有り難い。コンロでゆっくり焼いていくアユ。季節を楽しみながらのアユ塩焼きは、ほんと別格でした。

頭は今回残しましたが、まだ頂いたアユは冷凍庫に眠っています。

パタゴニア

翌日は少し小ぶりのアユを甘露煮にしました。砂糖やら醤油やらナマ生姜やらを定量いれて行平鍋でクツクツと炊く。

甘醤油がアユ全体に包むタイミングでアルミホイルの落とし蓋をして、更に弱火で煮ていく。醤油が飴色になり、アユの身にも香ばしい色が着いてきた。

一度火を止めて寝かし、冷めたタイミングで再び火を入れる。骨まで食べられる様にしっかり煮込み、完了。

塩焼きのタイミングで旨い日本酒を飲み干してしまったので、甘露煮はいつものハイボールにした。

実食。アユの頭からかぶり付く。骨は全く心配いらない柔らかさ。1尾丸々残す事なくかぶり付いた。絶品だ…。もう止まらない。

奥方もアユは好物ですが、私は奥方を気にせずに次から次にアユの甘露煮を口に運んだ。

とっても豊かで贅沢な味。美味しいとか、どうとか言える立場ではないが、アユは小さくても大きくても同じ味。夏を感じる味に違いはなかった。

北海道黒松内町でいただいたアユが2025年の初モノ。これはまた驚くほどの美味しさをしっかり記憶に残っています。しかし、それはまた別物。

今回食したアユは、嬉しい味でした。メーカー仕事で小売店様を巡回していた時の話で、これはこれで嬉しかったのです。

アユは夏の時期しか基本食べられません。そのアユを「釣りたてだから、持って帰りなさい」と言ってもらえ、どれだけ嬉しかったか。

初日は塩焼き、翌日は甘露煮として夏の魚を満喫させて頂いたのでした。

今年の酷暑だった辛い夏もゆっくり終わろうとしています。夏を懐かしみ、秋を感じられるタイミングで地元のアユをゆっくりいただきました。小売店様、本当に有難うございました。

パタゴニア

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