今日も変わらない朝のトレーニング。ジョギングが6kmに階段ダッシュ10本。自宅をスタートする前に玄関に出てみたら、いやいや意外、結構暖かいじゃん。でも、もうはいちゃったから、といつも稽古の相手をして下さっている光明学園の柔道部監督「ヤマーキーT」八巻監督から頂いた、アンダーの上下を着用し、ヤッケに海パン姿。これでジョギング開始。
毎日のジョグでは、iPhoneに入った曲を聴きながら、ゆっくりペースで走るのだが、今日はスタート時こそ「五木ひろし」を聴きながら走り始めたのだが、途中で音量を小さくし、考え事をしながらのRunになってしまった。
その考え事とは、普通なら仕事の事、家族の事、趣味の事、そんなこんな、を考えるのだが、なんと、「名古屋弁」を考えながら、いや、思い出しながら走ってしまった。
【どえりゃ〜、えらいがや】…この言葉は、もし、親友である宮本功三氏が横で一緒に走っていて、私が彼に発したら…果たして通じるのだろうか?そんな事を考えてのRun。
「どえりゃ〜」までは、多分ニュアンス的な部分で、「とっても」とか、「物凄く」という感覚できっと聞き取ってくれるだろう。うん、そう信じてみる(笑)
しかし、その次の宇宙語のような、「えらいがや」を聞いたら、どうなっちゃうんだろうか…。
そもそも「えらい」とは立派な方、偉い、という表現が正しく、このジョギング中にはまず、必要のない言葉であろう(笑)
標準語では、見事に出てこない単語だ。それを汗をかきながら走っていて、「えらいがや」と訴える私の言葉に戸惑いを隠せないであろう宮本功三氏の姿を思い描くと、もう、笑えて笑えて仕方が無かったのだ。
「ケイちゃん、走り過ぎで頭がおかしくなったの?」ときっと彼なら言うはずだ。それが、NAGOYA弁なのであろう。
先日、名古屋市長の自宅か事務所なのかなっ、さだかでは無いが、放火される事件が有り、その時の様子をニュース番組で放送されていた。
運悪く、そのタイミングは家族で食事を終え、テレビを観ながらのリラックスタイムであったのだ。
テレビから聞こえてきた、あの恐ろしい宇宙語「NAGOYA弁」で物凄い剣幕で怒っていた市長の言葉に一瞬我が家は凍り付き、そして、まるで私をバカにした様な勢いで「お父さん、この人なんて言ってるの?」と突っ込んで来る。
さらに次男は「イカンガァ!」「イカンガァ!」「イカンガァ!」「イカンガァ!」と語尾を真似して私にちゃらけて訴えて来る。
女房は、黙って勝ち誇った顔つきで子供達の発する宇宙語(我が家ではこう名古屋弁を呼んでいる)での俺への攻撃にニヤニヤと喜んでいる。(まずい、この場は聞こえなかったふりをしよう)と黙りを決込み、それ以上の攻撃を防御するカタチで、その場はお開きになった。
しかし…。
「お父さん、お風呂、お先〜」…と長男。
「おやすになさい〜」…と次男。女房も寝床へと向かう際に、
「お酒、それくらいにしたら?」…と言われたので、つい出てしまった言葉が、「まーえーがー」
その声に反応した長男が「まーえーがー」。長男の言葉に反応した次男が「イカンガァ!」「まーえーがー」
それらを聞き、勝ち誇った女房が、「お先に寝かせてもらいますぅ〜(京都風を強調して)」と。
今、私の頭の中は、プチ名古屋弁ブームでありながら、アンチ名古屋弁!なシフトになっております。
この画像は、熱田神宮駅で見つけた自動販売機にはられていたもの。
ジュースを買うと、ここに記された名古屋弁のひとつが音声で流れるらしい。もちろん、買わなかったが、世にも恐ろしい地域だ、名古屋は(笑
今、こうして離れて育った場所を観察するのは、なかなか面白い〜。
今日は、階段ダッシュまで、汗だくになりながら、「えらいてぇ〜」と口走った小生でありました(笑