【スポーツひのまるキッズ関東大会】肘骨折後なのだから…。しかし…。
全小予選も終了し、少し気が抜けたのか練習にも集中出来ない小学生ら。こんな時は気持ちを焦らせても良い事などない。
小生が担当する参加自由型強化練習は思い切って遊びを取り入れることに。
ピリピリして練習をしてきた高学年生。その高学年生と息を合わすように頑張ってくれた中学年生。
全小予選後は強化練習は2回しかないが、2回共に遊び優先稽古。
稽古と言っても畳の目を利用した足運びでいつもの打込みパートナーを分けてリレー競争。負けたチームがしっかりと打込みをするのだ。
こうした遊びを取り入れての稽古で疲れを残さない週にしたかった。
全小予選まで相当稽古はしてきたはず。間違いなく小生が担当した強化練習はキツイ練習だったと思う。だから、その疲れをとる事も考えての練習メニューであった。
全小は予想以上に良い成績を残してくれたのでは、と思っている。
全国大会に繋がる生徒はひとりも輩出出来なかったが、あと一歩がふたり。5位入賞がふたりと頑張ってくれたと思うのだが、納得していない保護者もいたようだ。
『絶対勝利主義』思考が小生には合わず、合わないものは仕方がない。そんな保護者とは意識を同調出来ないので。
小生は楽しく自他共栄して指導したい考えであり、もちろん上位への喜びも生徒に伝えたい。しかし、小学生、中学生ら諸君には勝利の喜びも必要であろうが、柔道というスポーツを通じて知った礼儀、マナー、こうした勝つためだけでない大切な事を優先指導したいのだ。
『ひのまるキッズ』参加者にも考え方が極端に違う道場生(生徒、保護者)がいる。これは仕方がない。各々の考えがあるから小生のような者はそれ以上を言えることは出来ない。
だから、強化練習も参加は自由にしており、やりたいと思う意識がある生徒にはしっかりと指導していくし、そうでない生徒には追うまでして練習漬けにはしたくないのだ。
『ひのまるキッズ関東大会』は期待していた生徒が他県チャンピオンに吹っ飛ばされたり、緊張のあまり技出しが足らず負けてしまった生徒もいた。ただ、あの試合会場で相手にしっかりと礼をして向かう姿は勇ましく素晴らしかったと思うし、参加した生徒は素晴らしい経験になったと思う。
今年も関東ひのまるキッズ、次男も頑張っていました。イキイキと柔道をしてこれから先に飛躍出来る様な柔道人生を送ってもらいたいばかりです。