【タマゴ先輩、健在‼️】宮崎地鶏卵は濃厚な黄身。至福の時、です。
『卵送ります。食べて下さい』宮崎の農家アングラーが愛情込めて生卵を送ってくれたのだ。
農家アングラーの親戚さんが地鶏を育てており、ブランドの赤卵でもあるので食べるのが楽しみで仕方がなかった。
『生卵を食べる』これ、日本の旅館朝食ではありがちなテッパンメニューであるが、あらためてこうして自宅で生卵を食べるためにお米を炊き、生卵に合った醤油を用意し、お膳に茶碗を列べて「さあ、食べるぞ」と意気込むと、ご飯の味がそれ以上に美味しく感じられそうな気になる。
宮崎農家アングラーが丹誠込めて作った炊きたての宮崎米を用意し、宮本功三家からいただいた地方の甘い醤油を準備し、赤い卵を割る。
予想以上に卵の殻が硬くて地鶏だとあらためてニンマリしてしまう。白米を粧った茶碗にダイレクトにふたつ入れてみた。贅沢な食べ方。
そこへ富山の「なかろく醤油」をちょろっとかけ、短冊に切られた焼き海苔をフラフラっとかけて完成。
さあ、どんな味なのだろう。
お箸でこんもりと盛り上がった卵の黄身をクチュっと割り、白米と混ぜ合わせる。茶碗を持ち、下品と言われても構わない。ガツガツと口の中に流し込む様に白米と卵の黄身が混ざり合った状態のままでほうばる。
『なんと、濃厚な黄身の味で、更にお米に纏わりつきながら口に入ってくるのだ、言葉が出ない…』
ひと口食べただけで感激の域はMAX状態になっている。その感激の状態で白身と黄身と白米と醤油を合わせる様にして更に激しく口に運ぶ。
『…はぁ。至福の時だ』口にはせずに、心で唱える。
黄身の濃厚さは49年間生きてきた中で初めての濃さ。茶碗に白米を足し、赤い卵を茶碗の上で割って白身を白米に落として黄身だけを食べ続けた。4つ連続して食べた。4つ連続して食べたが、飽きない以上に、more、moreな気分になってしまっている小生。それほど美味かったのだ。
すぐに煮抜き(ゆで卵)や蒸し目玉焼き、あれやこれやで自身が出来る調理を片っ端からやってみた。
そして、朝昼晩、朝昼晩、朝昼晩朝昼晩、朝昼晩朝昼晩朝昼晩と一食で4つ以上の赤い卵を食べ続けて感じた事…。それは『やっぱり、生が良い』という結論が見えて来た時に全ての赤い卵は完食となりました。
自宅にあったスーパーで入手した白い殻の卵と赤い卵をゆで卵にして食べ比べてみたりもしたが、柔道で表現するならば、リネール選手(重量級五輪ゴールドメダリスト)と小生ほど味の差があった‼️とお伝えしたい。
言いたいのは、リネール選手の足元にも及ばないのがスーパーで販売されている特価販売の白い殻の卵なのだ、と言う事だ(笑)
宮崎産地鶏が産んだ赤い卵は、世界チャンピオンのリネール選手を想像出来る程の絶品卵であったのでした。