《ストームフロント・シリーズ》パタゴニア製品、ショーでたくさん解説しましたよ。
フィッシングショー横浜では、パタゴニアブースでたくさんの方々と釣りを中心としたお話しが出来本当にありがとうございました。
その際にフィールドでどの様な場面、どういった状況下で酷使し使い続けているのかと言ったリアルな現状をいくつか知る事が出来ました。
しかし、ブースに並べられている現行継続製品を触り、納得がいくまで使い心地などを聞いてくれた方へ、あらためて文書で残したいと思い今回更新する事にしました。
ショーで質問、問合せをして下さった方は皆、過去自身が水没したり、船仕事の方であったり、と様々。
ただ、使用解説をした人は間違いなく全員が製品のクオリティの高さ、に絶賛している、という事。
今回は小生も使用を続けているアイテムを中心にひとつずつ解説していきたいと思います。
《ストームフロント・パック》#49154
パタゴニア公式サイト ストームフロント・パック サーフィン Drifter Grey
東南アジアで小型ボートなどを使用したGTゲームの時など、いつどんな場面でスコールが降ってくるか分からない状況や、海況が比較的穏やかな雨季に釣行が多くなるため「完全防水」バッグは無くてはならないアイテム。
マザーボートからタンダーボートに移り、リーフ際を細かく攻めていく。
当然小型ボートなだけに水飛沫はやむ終えずであり、大切な一眼レフカメラなどを飛沫から護るためにも絶対に必要。
また小島に上陸する際、背中に背負えるのが嬉しい。貴重品も全てひとまとめでOKなのだ。
砂浜、リーフに降りて、下半身濡れた状態で岸にたどり着く。
その際も背中に背負い、完全防水の「ストームフロント・パック」が安心して大切なものを濡らさずに護ってくれているのだ。
【動画解説】https://youtu.be/3bWCMvJc_vo
《ストームフロント・スリング20L》#49241
パタゴニア公式サイト ストームフロント・スリング サーフィン Drifter Grey
バリ島でバイク移動時にこいつはなくてはならないショルダーから掛けられるバッグ。
ファスナーの強さだけでなく、やはり「完全防水」でパスポートやお金、細かな買い物をした時も、地図、iPhone、たくさんの小物をひと纏めにして街中移動にも役立つのだ。
当然、フィールドでの活躍はレギュラークラス。水筒や食料を簡単に詰め込み、短時間のライトなゲーム時にもよく使ったものだ。
北海道の山岳エリアでも重宝した。藪漕ぎをして川辺に立ち、そこから釣り下っていく時に思いもかけない深い淵にハマっても、しっかりと中身と小生を助けてくれた。
完全防水なので「ストームフロント・スリング20L」自体が浮き輪になる。
一瞬の深みに足を掬われた時、この「ストームフロント・スリング20L」を抱いてパニックにならなくて済んだのだ。
【動画解説】https://youtu.be/7AHOKfCFk3w
《ストームフロント・ヒップ・パック》#48147
パタゴニア公式サイト ストームフロント・ヒップ・パック フライフィッシング Drifter Grey
沢を昇る様な行動範囲の広いアングラー、またウエストバッグとしての使用であり、ロックショアからのゲームで崖を下る様なフィールドアプローチを余儀なくされるアングラーに両手は絶対的に必要なのだ。
腹部でベルトロックし腰辺りで固着させ移動する。
小物などだけでなく、プラグケースやフィッシングタックルを装備しておくことで身の回りに「安心」を与える。
急な深みにはまっても「完全防水」だから安心だ。
【動画解説】https://youtu.be/sprPMz4zS8c
《ストームフロント・グレート・ディバイダー》#48254
パタゴニア公式サイト ストームフロント・グレート・ディバイダー フライフィッシング Drifter Grey
言わずと知れた、平松慶ご愛好バッグとしてこれまでに何度も「いいぶさ日記」にその素晴らしさを綴って来ただろうか。
国内外の遠征時にジギングでメタルジグを大量に運び、キャスティングで150gを超えるプラグをドサッと詰めて使う。
そして完全防水が安心を提供し「一眼レフカメラ」を収納させてくれる。国内の遠征時には2つ持ち運び、ひとつはフィッシングタックル、ひとつは一眼レフカメラとレンズ収納、といったスタイルで動いている小生。これほど愛したモデルは他にありません。初代玖珠んだグリーンモデルから4代。全て現役で酷使し、使い込んでいます。
【動画解説】https://youtu.be/wXRRKuP3ndI
《ストームフロント・ウェット・ドライ・ダッフル》#49129
パタゴニア公式サイト ストームフロント・ウェット/ドライ・ダッフル フライフィッシング Drifter Grey
荷物を多く持てない遠征時にはこのバッグに生活必需品を最低限詰め込んで、タックルにウエイトを置いたパッキンで旅に出掛けます。
フィールドで荷物を分ける事が出来たら、この「ストームフロント・ウェット・ドライ・ダッフル」はすぐに酷使。
船上で衣類の保管、食事を雑に入れ、貴重品もこの中に偲ばせる…これが「ストームフロント・ウェット・ドライ・ダッフル」の使い方。
下部に濡れたウエアーなどを収納する考えはオフショアでも同じで、魚のヌメリに汚れた衣類などは、出来るだけ分けて収納したいもの。そんな時に重宝する別枠が様々なシーンで活きて来るのだ。
【動画解説】https://youtu.be/KYHyy_wVrWM
※《ストームフロント・ロールトップ・パック》#49226
パタゴニア公式サイト ストームフロント・ロールトップ・パック サーフィン Drifter Grey
唯一この「ストームフロント・ロールトップ・パック」だけはフィールドで小生まだ未使用。
どうしても「ストームフロント・パック」があるのでロールトップを使用する機会が無かったのだ。しかしギアを触りながら様々な部分をチェックしていると、例えばロールトップの部分を開放した時の窓口の広さ。
そして「トップを巻いて口を停める」ことのスムーズさ。完全防水の生地を使用しているので、もし「ストームフロント・ロールトップ・パック」を背負って海にダイブしてしまっても、ロール部分をきちんとロックしていれば、それは間違いなく簡易浮き輪になり、命を守る事が出来る。
海に不意に落ちた時、一番怖いのが「浮かない」こと。少しでも浮くものがあれば、そこで冷静さを保ち、次の手順へと思考しようとする意識に変わる。これが浮かす安心さ、であり、特に「オフショアゲーム」を楽しんでいる人には必需アイテムだと言えるのだ。
ライフジャケットのサポートとしても「浮くパック」は心強く安心を得る事が出来るであろう。
【動画解説】https://youtu.be/MQmFVs-x_j8
これらが小生の《ストームフロント・シリーズ》に対しての生な意見。リンクで製品の動画もパタゴニア社からシェアして張っておいた。それほどチェックしてもらいたいアイテムなのだ。
以前、インドネシアのロンボク海峡で大波に巻き込まれ、フロントガラスが全て波のチカラで吹っ飛び、大変な目に遭遇した事があった。
この時、iPhoneや一眼レフ、パスポートなどを《ストームフロント・パック》に入れておいたので全く海水に置かされる事無く難を逃れたことがあった。
簡易的なパック、ザックに収納していたアングラーは見事に海外で携帯電話やパスポートを海水でダメにしてしまったのだ。
こうした経験もあるので小生は絶対に信頼を得ている《ストームフロント・シリーズ》をどんな場面でも活用することにしている。
本当にお薦めなのをここまで強く言えるのは、「最悪な時にしっかりと護ってくれた信頼と安心がある」からです。