【しんぴんよりもずっといい】読み聞かせして繋げていきたい絵本。パタゴニアから出版。

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【しんぴんよりもずっといい】読み聞かせして繋げていきたい絵本。パタゴニアから出版。

「直して使いたい」これは私自身ずっと前から行ってきた事。釣具、これは仕事道具として大切であり、私の職業は釣具なくては何も出来ない。

メーカーとの開発品、自社ブランド製品、サポートメーカー様の製品、どれもが、全てにおいて「直して使い続けている」もの。

ロッドのガイドラッピングが外れてきても巻き直しをし、テーパーとガイド位置に矛盾が生じれば、付け直す。釣りで使うバッグのファスナーが塩害により壊れてしまっても直す。

出来る事は、全てまず自分で手を加え使える様にし、自分の手に追えなくなってはじめてメーカーアフターにお願いする。

釣具だけでなく、シューズも。消耗部分になる靴底(ソール)は、履き慣れた頃に消耗が目立ち始める。ソール交換は、トレーニングシューズ以外であれば、直してもらえる確率がある。

ソール貼り替えをしたら、足に馴染んでいるシューズの履き心地は倍増し、まるで履き慣れたまま新品になった感じすらする。

レザーで出来た2000年初期代のパタゴニアシューズ、ソールだけで2回も貼り直してもらい、今だに現役。

自分が気に入ったものを使い続ける事の素晴らしさをどう表現したら良いのか、たまに悩む。

古いものが好きなら、古着屋に行けば⁉️と高校生の次男坊から言われ、古いモノをファッションとしているのではなくて、いつまでも長く使いたいと伝えるのだが、この年代の子には、なかなか理解が難しい様だ。

「ブランド」として意識してしまえば、古着でも納得がいけるんだけどね、と若者意見を耳にはするが、古いデザインだから着たいのではなくて、ずっとずっと大切に使い続けていきたいのだ、と唱えてみた。

若者次男坊は、時代に合ってれば良いけど、そこまで使い続けなくても…と最後は口を尖らせる。わかるんだけどね。

お父さんの説明が足りなかったかなっ。

そんな時にわかりやすく読める、いや理解しやすい絵本がパタゴニア社から送られてきた。

パタゴニア

《絵本 しんぴんよりもずっといい》。

これは英文から日本語訳にされ、各国で読める様に仕上がった絵本。釣具ではないが、漁網が海に放棄され、それにまつわるお話で綴られているが、次男坊にも一度読んでみたら⁉️と声をかけておいた。

内容をどう解釈し、意識の中に浸透していくのか、はわからないけど、次男坊の心の隅にでも「意識を変えよう」と言う気持ちが芽生えたら、それだけで嬉しいのだ。

今年夏で私のお店《Goldic》は15周年を迎える。

お店を立ち上げる時に、決め事があった。それは、パソコン以外は全て廃材利用や、古具屋で調達しよう、と。

カウンターは中古食器棚をふたつに分けて、引出しも多くて今も店舗の入り口でしっかりお客さまを迎え入れている。什器も100%廃材。

前の職場時に店舗改装がある度に出る金属製のネット。細かな釣具陳列にはなくてはならない。またネットフックもネット什器の貼り替えタイミングで「廃材」になり、お金を出して産廃ゴミで引き取ってもらっていたので、店舗公認で譲り受けてきた。

スポットライトも店の看板も、全て廃材利用。

電球や蛍光灯位が買い換えに必要なもの。こうした意識で手作りの小さなお店であるが、15年経過しても変わらない優しいお店だ。

こうした意識を今持とうとしても、すぐには理解してもらえないかもしれないが、いつかわかる時が来るまで唱えていきたいと思っています。

長男が、そろそろ結婚。そうなれば、子供も出来るだろう…。

【しんぴんよりもずっといい】絵本を大切に保管しておき、次来る孫への読み聞かせとして、私は楽しみにしていきたい。

#新品よりもずっといい

パタゴニア

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keitanhiramatsu