【9/9 謹賀新年、ヒラマサに逢いに】食がまたも凄かった。今回を振り返って。
今回の《Goldic壱岐ヒラマサツアー》をこれまで8部に綴って更新して来ました。
釣ネタ中心に書いて来ましたが、やはり「食の楽しさ」をもう少しクローズアップしたかった。
初日から美味しいものを色々食べて、「か○屋(かわや)」ネタとか「博多ラーメン 一双」なんかはリンクも張って書き込んで見ましたが、特に美味しかったのが、宿泊先の料理。
釣った魚を持ち込んで料理してもらったのが最高でしたね。「麦焼酎 壱岐」も刺身料理に抜群。癖がなくてほんと飲みやすかった。壱岐牛のステーキは、これ食べたら絶対に痛風また発症しちゃうだろうな…とビビりまくり。
ハタのお造りやサワラの塩焼きもこれ以上ないほどおいしかったです。
こうした贅沢もたまには良いですよね。一日中、沖で揺られ、疲れ果てていた状態であったので、大浴場で身体を伸ばす。なるべく沖での疲れを翌日に残さない様に気にしてはストレッチをずっとやって来た。
食が豊かなツアーだったから、ほんと有意義な時間が過ごせたと思う。もし毎晩近所の居酒屋さんばかりを1週間も続けたら、疲れちゃうしね。
イベントを行う際、こうした配慮が出来て来て次への課題にもなるし、次の対馬でも考えていかなくてはならないよなぁ。
あらためて、こうして新春ヒラマサスペシャルのツアーを振り返り、基本となる《生活》へのベースを考え直して釣りに集中出来る環境を見直すきっかけにもなりました。
30代は沖縄や海外に出まくり、それこそはちゃめちゃな夜時間を過ごしてきた。若さと言う、無知な部分と有り余る体力が無謀な動きになっていたのは事実。
40代は身体を壊し、自分自身を見直すきっかけにもなれた。また「背負うものが、違ってきた」事もあり、遊びの時間から仕事た、と言う考え方も遅いながら出来て来た。
毎晩旅先で飲み続ける事への不安の方が大きくなったのは、先輩達の姿勢を見て。
ソルトウォーター先陣の北村秀行(チャーマス)さんと遠征に何度も行かせていただいたが、次の日に沖があれば、晩ご飯以外はまずそれ以上はなく、ひとりで宿に戻っていた。「飲みに行かないのかなぁ」毎回、ひとり帰っていく北村秀行さんの背中をみて思っていた。
今思えば、釣りに対する姿勢がそれだけ真剣だったんだ、とよくわかる年齢に私もなって来たのだな、と。
チャーマスのお店(ソッカイやチャー)では激しく飲んだ思い出はあるけど、釣りの遠征時と重ね合わせたら、まるで別人の行動をされていた。
こうした先輩達の行動を今、ゆっくりと思い起こし、これからの自分の姿勢に重ねていきたい。
今回の長期ツアー、そういった部分も特に配慮し、もしかしたら物足りなかったアングラーの方も居たかもしれないが、私は大成功だったと思いたい。
コロナ感染によるまんえん防止措置など、これから先、まだまだ何があるか予測も出来ない世の中だが、釣りで盛り上がるためにも、日常生活以上の《ゆとりある時間、環境》を整え、ワンチャンスに賭ける一瞬を見逃さない様な配慮も考えてツアー作りをしていきたい。
海楽隊 東野船長はじめ、宿の女将さん、大将に感謝です。新春ヒラマサツアー、至福の時でした。有難うございました。