【3/5 北海道白老ウポッポイポイ⁉️】白老正勢丸さんでサクラマス。
3時半に目覚し時計が鳴る。昨夜は早く就寝したので目覚めは良い。
お湯を沸かして窓の外をみる。残雪はあるが降ってはいない。良かった。持参した水筒に熱湯でお茶を作り、4時15分、ロビーに降りる。
今日からの3日間、サクラマス行脚が始まる。慣れない早朝だが、北海道では常識になってきたこの時間。陽の上がりが早いので、朝が早くなるのは当然の事。
サクラマス出船でも当たり前なので準備は昨夜の内に済ませていた。
ノリさんの車にタックルを積み込み、10km先の白老漁港へと走り出した。道路は完全なるアイスバーン。
私の様なものは歩行すら困難な道をスイスイと走っていく。関東圏で生活している私としては、まだまだ驚くばかり。
北海道人は雪と共に生活している、と実感する。
船は5時半出船で12時にロッドオフ。サクラマスの持ち帰りはひとり10本の定数が決められている。こうしたレギュレーションが確立されている漁港なだけに、人気エリアの釣りは道内をリードしているのだ、と昨年初チャレンジした時から感じていた。
私のサクラマスジギングは、ここ白老漁港、正勢丸さんから始まった。それから積丹半島、オホーツク海、羅臼沖と釣り歩き、私なりのサクラマスジギングを1シーズン(半年)通して見てきた。
学ぶ事、感じた事、様々であり、そして何よりも思ったのは北海道アングラーがいかにサクラマスジギングを楽しんでいるか、と言う事であった。
白老漁港、正勢丸さんの西谷内祐希若船長、父親の大船長とご挨拶。船はチャーターだったので、顔見知りが多い。
ノリさんが、俊備に釣り座を振り分け、40分ほど掛けてポイントへと向かったのでした。
私は、と言うとキャビン内の電気ストーブ前からポイント移動中離れられなかった。慣れない強烈な寒さ。
船デッキは全て凍り、歩くのも注意が必要。この環境で関東から来たヒヨッコ(オッさんだが)がどう釣りを組み上げて行くか。これは、3/15売りのソルトワールド誌内(2022サクラマス行脚)で読んで下さいね。
私なりのもがき、足掻きがあり、サクラマスジギングを考えてトライしています。是非本誌ご購入の上、お楽しみにして下さい。
こうして始まったサクラマスジギング初日。無事、お昼過ぎに帰港。
午後からはゆっくりとホテルの温泉に浸かり、身体を休めさせられる。寒かった環境からの温泉は、それ以上の楽しみであり、嬉しさになる。
有り難い温泉にじっくりと浸かり、翌日の構想を作り上げながらの時間。至福の時。
これが、もしヒントが無かったり、暗黙のまま翌日に突入ともあれば、また気持ちは変わっていたはず。しかし、これだと言えるストーリーが組み上げられていたので、温泉の暖かさは優しさに感じられたのだ。
二日目はこう行こう、これを実証しよう、このタイミングで掛けてやる、そうした組立を頭でおさらいし、翌日に挑んだのでした。