【炎の乱取り祭り、再開‼️】日本工学院八王子専門学校で熱い稽古スタート。
長かった「コロナ禍」と言うトンネルもそろそろ出口の明かりが見えて来た感じがする。
街の人たちの行き来、観光地の賑わい、海外からの旅行者の解放、と本来の姿がやっと戻って来たと感じられる様になってきた。
「柔道」はひとと人が組み合って行うコンタクトスポーツ。人からひとへつながっていく感染を持つコロナにはやはりリスクも高く、早々簡単には緩和されず、早い段階で自粛からの中止が行われていた。
大監督こと宮本功三先生管理のもと、日本工学院八王子専門学校の柔道場が開放され《炎の乱取り祭り》が行われた。
体温チェック、自己申告書類を道場入場前に行い、道場に入る。懐かしいとも感じてしまう、これまで通い続けてきた道場。
既に福井学先生は着替えており、ご挨拶を交す。
練習会が解放されたが、まだスタートしたばかりであり、いくつかの約束事もある。
小学生団体の参加は自己管理による感染対策が難しいと判断しお断りしたり、乱取り毎に手の除菌など、大人であっても忘れがちな事をしっかりとやる様に。
こうした行動が出来る様になれば、更に自由な開放になる、と大監督は言っており先ずは大人達の行動から正していこう、と言う事だ。
9時に道場へ入り、少しずつ顔見知りの柔道愛好家の方々がやってくる。高校生らも有志たちで参加。
長男も参加と聞いており、今日はガッツリ乱取りしようと決めていた。それぞれでアップをして、10時から乱取り祭り開始。
全員が一斉に乱取りする訳でなく、それは自由。
広い公園で、キャッチボールをする人もいれば、縄跳びや缶蹴りをする人もいる。それを柔道で統一した動きにすれば良いと言う趣旨は変わらずだから、組手や攻め方などを研究するグループも居た。
私は、いつもの様に打ち込みをしてから、宗村先生と乱取り開始。
こうして始まった、コロナ禍からの《炎の乱取り祭り》。暖房が壊れているのか、涼しい風が道場内に広がっている。乱取りが始まるにつれ、どんどん道場内は暑くなってくる。
宗村先生との数本の乱取りを終え、長男の海と先ずは乱取り。次男坊の天は大学生らとガシガシやっていたので、先にお兄ちゃんと。
大産大柔道部を卒業し実業団で今も柔道を続けてくれている。大人な組手で付き合ってくれるので、切ったりしないから柔道がしやすい。
次男坊の天は、組手で先行優先の、わかりやすく言えばThe高校生柔道なので、おじさんとしては、付き合うのも大変。だから長男の方が私はしっくりくる。
長男とは、何回かに分けて7本位?もっとだ、乱取りをした。何回か投げられたけど、私も本気で向かい合えたので楽しかった。
その後に次男坊とは、バチバチで組手を付き合ってみた。また次男坊が苦手な組手での対策も受けてあげ、高校での稽古とはまた違った時間が取れた。
3分を25本中、20か21本。フルでやりたかったけど、さすがに疲れた。
《炎の乱取り祭り》での目標は、どんな相手とやろうと、フルでやり終えるのが目標。まだ達成出来ていないし、もし達成したとしても自己満足。それが目的だから、人に強要もないし、自分が楽しめれば良いのだ。
おじさん’sの場所が「湘南宮本塾」から「日本工学院八王子専門学校」に変わっただけ。
先の予定では、福井学先生と私とで日本工学院八王子専門学校の道場をお借りして《福平塾》をやりたい。こんな希望も持てる様な環境にやっと戻ってきた。
まだまだ感染対策はしっかりしなくてはならないが、トンネルの先に、少しの光がやっと見えて来たことに喜んだのでした。
この日は、父の日。子供達ふたりから、身体を張った技のプレゼントをもらい、夜にゆっくり飲んでねとウイスキーや焼酎をプレゼントしてもらった。嬉しい一日に喜んだのでした。