【近隣中学校柔道部と合同練習会】この時期に熱い稽古が出来ました。

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私が外部コーチとして所属している中学校柔道部。本来なら、高校へ出稽古の予定でしたが高校側の柔道部員に体調不良者が多く出てしまい、急遽出稽古は中止。

それならば、と出稽古を予定していた中学校さんに顧問と私が連絡をし、自校での合同練習会を行うことになりました。

普段は15人程の部員で柔道稽古をしていますが、外部から2校の中学校が集まり、自校道場は中学生でいっぱい。それだけでは無く、指導者も多く集まり、朝9時からのスタートで熱気ムンムンな開始となりました。

今日の稽古メニューは自校顧問が大まかな流れを作ります。まずは50人以上の中学生ら全員で道場内を5分ランニング。そこから回転運動〜寝技基礎トレーニング、といつもの様にアップが始まります。

自校中学生の中で、少し気持ちの弱い生徒もいます。そういった生徒は、どこと無く自信なさげで終始俯き気味でコトを進めています。

逆に意識の高い生徒は、意欲的にアップをこなし、声も出ています。この時点で既に練習時の雰囲気のやる気の差が出ていたのは、スタートから感じ取れていました。

それでもこうやって部活を休まずに柔道衣を着て道場で立っている。私は素晴らしいことだと思いながらも、少しケアをしながら稽古を見守っていました。

今回の合同練習を長男に伝えると「行っていい?」との問いかけに好返事。「お兄ちゃんがいくなら…」と次男坊も参加。

次男坊の高校こそが、急病者が増え、部活がお休みとなったので、本人はどこかで柔道がしたかったみたい。私に連れて、息子二人も稽古に参加したのでした。

また遠くは、中地区の中学校も来校。普段、よく稽古を一緒にしている宗村先生が顧問で、生徒を連れて来てくれました。夜練習で指導のお手伝いをさせてもらっている福井学先生の学校も参加。

夜練チームは知った顔ばかりなので、中学生らも気持ちよく挨拶をしてくれます。こうやって合同練習がしっかりと出来るような世の中に戻ってきている事が何よりも嬉しい。

2つ上とひとつ上の学年は、本当に悔しく悲しい学校生活だったと思います。コロナ禍から明け始め、来年の新入生を迎えるまで、基礎的な部分もしっかりと付けさせていかなくてはならないな、と感じています。

稽古は、寝技から。人数の関係で女子と男子軽量、男子との2班に分けて行います。自校同士で組むのは、基本禁止。普段出来ない相手と稽古が出来ることのメリットを伝え、寝技から始まりました。

パタゴニア

30分ほど寝技をし、5分休憩。後半は立ち技です。打ち込みの基本的な動作、次に実戦に近づけるような動きを取り入れた約束練習、そして福井先生からの乱取りに入る前のキーポイントをご指導してもらい、乱取りへと。

乱取りは3班稽古。指導者や息子らにも当たりにいく様、伝え3分回しで開始。

自校だけの練習となると、どうしても普段から知った相手との組手なので、抜くことも出来てしまう。しかし、地区大会で戦わなくてはならない相手や、県大会で当たるかもしれない、他地区の選手達と乱取りをするので、全員がスタートから必死です。

生徒達の意欲が気持ち良い。必死に柔道をしている姿、努力して技を掛けようとする様子が、本当に素晴らしい。

私も新人戦県3位になった大きな選手とやらせてもらい、宗村先生の指導の素晴らしさ、福井学先生の徹底した組手技術が生徒に伝わっている素晴らしさに感動。

自分はまだまだ指導力が足らない、疎かだ、と感じさられました。

最後は、これから各自の所属に戻った時に取り入れていきたい反復練習を宗村先生から全員で実技講習として教わりました。

この技術は試合で本当に生きてくる部分。基本的動作なのですが、そうした徹底した部分稽古の指導法は我々が学ばなくてはならない事だ、とあらためて感じさせられました。

こうして午前中びっしりと中学生柔道部活時間に私も没頭。良い汗を流させてもらいました。中学生に身体を貸してくれた息子二人にも感謝。柔道で繋がるご縁に感謝です。

午後からは、しっかりと仕事を頑張ります。ご来校下さった先生方、ありがとうございました。

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keitanhiramatsu