近隣中学生の稽古時間として福井学先生が主となり行われている、夜練。
《柳川塾》は次男坊もきっちりお世話になり、今も試合前などは多くの指導者に頼り、アドバイスをいただいております。
その中の指導者である駒木勝先生が、畑で毎年作られたお野菜を分けて下さるのですが、その野菜が実に美味しい。
瑞々しくしっかりと育った季節のお野菜。
普段の先生から見た目(外見で判断して申し訳ございません)は想像もつかない程丁寧に育て上げられたお野菜類。
葉生姜、長ネギ、ジャガイモ、玉ねぎ。
収穫した際に「先生、どこ居るんすか❓玄関に置いときますね」と持って来て下さる。ビニール袋いっぱいに入った玉ねぎや男爵、メークイン、これがどんな調理をしても、我が家の食卓にガッツリ並び食べさせていただいているのです。
毎朝4時には畑に向かい、野菜のお世話。その後に仕事に向かい、夜は小中学生に身体を貸して鍛えて下さっている。
私も怪我がない時は稽古を付けてもらっているが、正直最新ダンプカーと80年代の旧車がぶつかり合う様なもの。
駒木先生との柔道乱取りははっきり言って相当にきついです。しかし、駒木勝先生と乱取りをすると「あっ、この方と乱取りしても、怪我は少ないだろうな」と感じる柔道をしてくれるのです。
柔道に余裕がある、と言うとわかりやすいのかな、柔道が上手い、だからきちんと投げてくれる。投げられた時は、畳に体が食い込まれている感じですが。
スピードやパワーは現在も全日本選手権の予選に出ている選手なだけに猛烈ですが、キツさの中に「上手さ」がある方なんですよね。
だから、次男坊もビッシャビシャに掴んでは投げられ、掴んでは投げられ…ですが、駒木先生(若)と乱取りが一番稽古の心配がない、と言い切っています。
それ位、実は相手に対して気を使っている方なんです。
言葉はキツい場面も多々あります。しかしこの柔道姿はお野菜作りに見事なまでに反映されていて、だから優しい元気の良い、生き生きと育ったお野菜になるのでしょうね。
駒木先生が作るお野菜はどれも好きなのですが、特に一番のお気に入りは、葉生姜とジャガイモ。
ジャガイモは、もう最強に最高に甘みがあり、旨みが詰まって美味しいんです。
私がお気に入りの食べ方は、レンチンでホカホカじゃがバター。塩胡椒だけのジャガイモスライス、そして若先生作玉ねぎがたっぷり入った肉じゃが。
この所、自身の不甲斐ない怪我や、仕事におされて夜練にあまり顔を出せていませんが、福井学先生のサポート役として子供等にご指導されている姿をみていると「今夜は、レンチンじゃがバター食べよっ」と毎回思います。
ほんと、いつもありがとうございます。
これを書いていて、もちろん今夜も「レンチンじゃがバター」が晩酌の主役間違いなしになっています。