【春季北海道道東行脚‼️3/6】本州より仲間たちを迎え入れて。2025年6月6日

Goldic

【春季北海道道東行脚‼️3/6】本州より仲間たちを迎え入れて。2025年6月6日

昨夜は3人でよく飲んだ。めっちゃ楽しかった。やっぱり気心知れた仲間との飲み時間は最高ですね。ほんと楽しかったです。

午前中はバックウォーターで辻オーナーからフライフィッシングのキャスティング練習をおさらいしてもらい、いよいよ完了。

私はお昼に到着する仲間たちを女満別空港へ迎えにいく。13時過ぎに仲間達を空港で拾い、バックウォーターへ。さあ、ここで釣りの準備をして北見市内の河川に入る。

おおよそポイントは前日にLINE位置情報でもらっていた。私は翌日からはルアーだと、この日はフライフィッシングだけに集中する事にした。

みんなに合わせてタックル準備。まあ私は少ないフライタックルをささっと準備した。みんなひと通りの準備が出来、市内の河川へ向かったのでした。途中セイコーマートで昼食を買い、車内食しながらポイントに到着。

みんなはルアー。私はフライ。それも【初】チャレンジ。それぞれにバラけてポイントへと入っていく。河川は少し濁り気味。前夜は山の方で結構降ったみたいで、その濁りがまだ落ち着いていないのでしょうね。

パタゴニア

みんなが各々に動いてから、私はバックスペースが取れる場所に立った。エゾシカのボディーヘアーで作ったセミを意識したフライ。これを投げなくては、釣りが成立しない。

バックを気にしてキャストをしてみた。全くフライラインは飛んでくれない。ここからが、キャスティング地獄にハマっていく…。

フライラインにテンションがのらない。ループが作れないから無理矢理投げようとする。フライラインがストレスを感じて失速し、ぽちゃんとグニャグニャになって落ちる。その先でライズがおきる…。

どうにか投げようと必死。しかし、基礎の意味がわかっていないまま、見本のない状態でフィールドに立ち、フライを投げろと言われても…そんなイライラすら覚え出してきた。

「もう明日からはやらない。つまらん。面白みが全くわからない。やってられるか。何やねん、これ。」色々と頭の中で暴言が炸裂し始めました。ストレスはピークを越えそうです。

こんな場面は、完全に貴重な北海道の1日を無駄にしている、と怒り捲りながらの私。ほんとに全く面白くなかったのです。

それでも、この日はフライで通すんだ‼️とみんなの前で剛言したからには、やるだけやり通してみる。明日からはセミルアーをピューんと投げて釣ってデカ虹を釣ってやるんだ、と。

2時間ほどフライを振り続けて、の中の1投。うまい具合にループが出来て、その先っちょのフライがフワッと水面に落ちた。「メンディング」なんてこの時点では知らなかったから、うまく投げれた一瞬に感激したのだ。

やった、上手く投げれたよ。やった。と、次の瞬間、ほっぺが紅く色付いた魚が私のフライに口を広げて食おうとしている。えっ‼️

しかし、フライラインが流れに持っていかれて、紅いほっぺのお魚さんは上手くフライを食えない。そして沈んでいった。フライは引き波を立てて流れていく。これって見切られたのかな?

フライの浮き姿勢にナチュラルさが無くて、離れていったんじゃね?いや、悔しいぞ。あのタイミングで向こう合わせなら、ヒットに繋がったのかもしれないのに…。

いやぁ、この一瞬の出来事に私は完全に悔しさと自分の技量の無さに腹立たしくなり、ふつふつと違う感情が湧いてきたのです。

「このままでは、終われない。何としても今回の北海道滞在中にフライで魚を釣ってやる」そんな気持ちが湧いて来たのです。

時計をみると、16時過ぎ。17時迄釣りをしてホテルに戻ろうとなり、私のフライフィッシング初日が終わったのでした。

ホテルまでの運転中、あの紅ほっぺさんが走馬灯のように駆け回っていました。あのタイミングで食わすには?フライの位置を流れに持って行かれないようにするには、どうすれば良いか…。

たくさんの疑問が一度に押し寄せて来て、頭の中はフライフィッシングでいっぱいです。

晩ご飯は、今夜も《海ぼうず》。最初から予定していたので、この日はたくさん集まっての、飲み会になりました。また酔いました。笑いました。歌いました。

…しかし、頭の片隅には、ずっと紅ほっぺさんがフライを咥えようとした瞬間の絵が離れなかったのでした。

パタゴニア

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