【関西淡水釣行の旅】予想以上の辛さ…現実を自分の足で見てきた結果。

つり

【関西淡水釣行の旅】予想以上の辛さ…現実を自分の足で見てきた結果。

35℃を超える暑さの関西エリア。初日から3日間、半泣きになってのフィールド回りをして来ました。

だいたいの予想と覚悟はしていたつもりでしたが、ここまで厳しいとは…。

今回の旅は、私が知っている池を周って現在どうなっているのかを再訪する旅に決めていました。35年ぶりに訪れるフィールド。そこでの釣果を期待するのもあり、現実を叩き付けられる事も覚悟はしていました。

その結果は後者であり、正直ここまで辛い状況になっているんだ…とショックの方が大きかった。

埋め立てられていた池は無かったのが救いでしたが、毎年の様に池の水が抜かれ干されている事、釣り人を立ち入らせない様な完全防備の【釣り禁止】実態等、たくさんの池を回りましたが様々な実態で釣り人をつまらなくさせているのも知りました。

温暖化等の環境変化も当然ある。生態系が変わってきているのは、オフショアゲームでも感じているので避けられないのはわかっています。

しかし、ここまで厳しい状況になっている事を自分の目で確かめ、納得する大切さを今回実感出来、自分への問いかけが理解に繋がったのはある意味で良かったとも思ています。

パタゴニア

琵琶湖での釣行は見に行っただけで釣りは行いませんでした。ブラックバスを釣ってもリリース出来ない、色々なしがらみがあるので淡水ゲームから離れている私がどうのこうの口出し出来る立場では無いので黙って見つめるだけになりました。

しかし私の思い出の中には、あの頃楽しかったブラックバス釣り、夢の様な琵琶湖大ナマズに向き合っていた時間が今も大切に刻まれています。

「魚釣り」って子供の頃からの最高の遊びでしたし、魚釣りをして多くのことを学びました。これは釣りの技術だけでない学びと成長です。

「生き物」との触れ合いから学んだ事は今も私の中で大切に生きています。この素晴らしい遊びが現代の子供達が得られないのが一番寂しいと感じたし、それを閉ざしているのはもしかしたら我々大人たちなのではないのか、とも感じちゃいました。

「今回の旅は、無駄じゃなかったの?」と問われるかも知れません。

しかし私は釣りを商いにして生きている者です。「あの頃の様子」から始まった生業で今があり、自分の現状を見つめ直す機会に無駄は無かったと感じています。

今回の旅で得た事は、この先でも自分が得た事実を伝えていきたいし、人から聞いたネタではなく車を走らせ、汗を流し、実際に釣竿を出し、全てが自分の感覚で伝えていけるだけでも行動に移して良かったと思っています。

寂しかったですが、現実を知理、無駄ではなかった貴重な旅だったのでした。

パタゴニア

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