【7.雪虫到来‼️道東飽きない、商い行脚】大雨で河川はカフェ・オレに。
屈斜路湖のヒメマスゲームは、大満足で昨晩も美酒を飲み過ぎてしまった。しかし北見市内、この日も前夜からの小雨が降り続き、街の路面は水溜りがあちこち出来ている状態であった。
それでも狙いたいポイントへと向かってみる。少しだけルアーを入れてみたが、全くポイントから生命感覚するものが感じられない。
雨水が流れ込み、一挙に水量が増え水温が低下したのだろう。それ位はトラウト初心者でもわかる程。
途方にくれていると、我らの川お助けマン《加藤ちゃん》が提案してくれたポイントに大移動する事になった。
湖に流れ込む河川に溜まるアメマス狙い。50.60いやもっと…と最近釣れているサイズを聞かされ、ウズウズからワクワクを通り越しドキドキになっている。
これはマヂ勝手な考えなので、こんなトラウト初心者から発する内容は信じなくて良いのだけど、ある程度の規模で水が溜まる場所には、月齢引力が私は影響していると思っている。
トラウトアングラーの方々からはもしかしたら「黙れ、デ●、ブ●!ボ★っ、喋●な」と言われちゃうかもしれないが、私は湖を狙う際は海よりも潮の干満、月齢を気にするのだ。
何が言いたいかと言うと、この日はかなり雨雲が低く風も出ていて、晴れ間が一瞬差した、と思ったら、すぐに大粒の雨が落ちてくる。これ、大気の状況が不安定であり、低気圧が暴れている証拠。イコール気圧配置は低く、水面から下への影響も出てくる。
目で見たリアルな話をすると、その河川に立った時、風が落ちて一瞬の晴れ間が出れば、水面にベイトが出る。虫なのか、トップウォーターでも狙えそうなライズすら見受けられる。
しかし、風が一瞬でも出ればベイトは浮かなくなりハッチも無くなり、後に雨が降る。この繰り返しパターンを、把握しておき、きっと起こり得るだろう湖流と月齢による引力の強さとタイミングで魚の捕食向きが決定されるのだ。
その河川にいるアメマスは回遊している、とポイント先入りしていたダンディーなフライマンの方が言っていたが、回遊している頭を向ける位置は定まっているはず。そちらを河川の満ちと干きを見極めると魚が見えてくるのだ。
そして、空の様子で魚の居る層も簡単にわかってきた。
今回は、最初に立原さんがリップありのシンキングミノーで探り、魚を狙っていたので私も右に倣え‼️で同じにした。しかし、トレースゾーンを間違えると、底で流れている枯葉を拾う。
ルアーフックに付いてくる枯葉は大きく分けて2種類。底に蓄積した腐り気味の枯葉とリトリーブ中に掛かる、流れの中の枯葉。
これ、何が、言いたいかと言うと、太い河川で釣りをしていたが、表層の河川から湖に入る流れと、底が河川に押し付ける(干満)流れがそこにはあったのだ。
じゃあ、どう狙えば良いの❓となり、私はシンキングでリップの無い浮力バランスが若干あるプラグを選択して、河川内の底潮と上流れの間をトレースゾーンにした。あっ、これは小学校の時に習ったよね。
海水と真水はどちらが重い❓海水ですよね。湖は海水では無いだろうけど海水も若干交じり更にかき回された酸素の多い河川水よりも湖流の方が重いので、上と下が出来上がるのです。
少なくても、私はそう釣り場に立ち、現場の様子を分析していました。ただ、それがわかってからは、アメマスからのバイトが連発。もう、簡単な位に魚がバイトしてくる水中の様子がラインやロッド、ルアーから伝わってくるのです。
前日得たヒメマスゲームの捕食スタイルとは全く違い、今回は越冬を意識した荒食い。(あくまでも、トラウト初心者の考えです)
食わせたい層は、空の様子でコントロールしてやり、それが適応出来ていれば、バイトは続く。そんな楽しいトラウトゲームをさせてもらいました。
あくまでも、私はトラウト完全素人。偉そうな能書きではなく、自身がフィールドに立ち、感じたままを今回は書かせてもらいました。