【焼鳥 大吉へ3年ぶりに】外食を避けてきた今、考え事で。
自宅から徒歩3分にある、赤い提灯のお店《焼鳥 大吉》。
ここは随分と前は仕事終わりとか良く寄ってはスタッフと晩ご飯を食べたり、ひとりで考え事をしたり、と随分と利用していたお店でした。
お店のイベントとかでも使わせてもらったりして、一時はかなりヒイキにさせてもらっていました。
しかし、あまりにも自宅から近く、近所の方から「平松さん、またお会いしましたね」とか言われる様になり、なんか毎晩飲み歩いてるみたいに言われたので行くのをやめてしまいました。
半年に1回、1年に1回…と年々回数は減り、もう3年以上行っていなかったかな。それが、とある事で行く用事が出来、超久々に暖簾を潜ったのでした。
ガラガラと引戸のドアを引く。
「いらっしゃい‼️」聞き慣れた声がした。大吉の大将の声だ。
「わぁ、平松さん。お久しぶりです」とカウンターに招いてくれた。大吉の大将は近所のスーパーや健康風呂などでよく顔を合わせていたから、それほど特別感はない。だけど、お店にお邪魔したのは超超久々だったから、きっと驚いたんでしょうね。
懐かしい鶏肉から出る脂が焦げた匂い。見慣れたメニュー。どれも変わっていない空間に、なんだかホッとする。
まずは飲み物を聞かれたので「焼酎炭酸」とお願いする。慣れ親しんだ席で飲み慣れた酒をいただく。
自宅飲みをしなくなったので、きっとお酒に早く酔ってしまうだろうなぁと思いながら、大吉グラスに注がれた「焼酎炭酸」をいただく。
目の前にあるメニューを見ずに、メモに食べたいモノを記入する。
鳥しめじ。これはどうしても食べたかった。柚子胡椒焼きにチキンオニマヨ。それを懐かしみながら楽しみ、最後は焼きおにぎり。どれを食べても当時よく通っていた、食べ慣れた味に喜んだ。
3杯目の「焼酎炭酸」を頼んだタイミングで今回大吉に来たメインをお願いする。それは…。
テスト期間中の次男坊が「大吉丼を食べたいから、買ってきて」と珍しくLINEが届いたから。反抗期の次男坊から珍しくLINEが入るのは、実は嬉しい。
「良いよ、OK」のひとつ返事でスタスタ動くオヤジ。テイクアウトで持ち帰り。普段柔道以外の接点がゼロなだけに、私なんてこんなもんだね。
言われるがまま、素直に息子の要求に応えるオヤジ。それを理由に、超久々に贅沢時間を過ごしたのでした。
次男坊、また頼んでくれないかなぁ。それを理由に、大吉楽しむことも出来るしね。