【第74回 全国高等学校野球選手権大会総合体育大会 柔道競技 県予選会】審判勉強行ってきました。
この季節はSNS等でも上がっている様に都道府県のインハイ予選が始まっています。神奈川県も土曜、日曜と連日で男女全階級個人県予選が行われました。
私は土曜日のみですが【新ルール】での審判をやらせていただきました。前回のブログに書いた通り、柔道審判ルールが改正され、いわゆる【新ルール】でのジャッジで勝敗を捌かなくてはなりません。
練習試合で審判を練習し、神奈川県開催の講習会を受講し、そして本場のインハイ個人予選。昨年度もインハイ個人予選は審判をやらせて頂き、県予選レベル(B審判ライセンスなので)でのお手伝いで柔道貢献に努めました。
次男坊がインハイ予選を決めてくれた時から丸一年か…早いものですね…と、会場の先生方と雑談を交わす。
神奈川県柔道は全国的にみてもレベルは高いと思います。それだけプレーヤーの技量も高く、審判でスコアを見極めるのも大変。それだけでも慎重になるのに、今年は【新ルール】が加わっているので、審判が大変だ。とにかく場数を踏んで恥をかいて学ぶしか、ない。
高校生がインハイにかける思いは全員が当たり前に本気であり、プレーヤーの一生の扉にもなる。だから責任は重く、やるからには真剣にやらなくてはならない。
練習試合でまず【新ルール】を知り、講習会で具体的な定義を学んでの、本試合実施。私は女子3階級と男子2階級の準決勝までの審判をさせて頂きました。
息子達の監督である八巻先生と同じ枠。これは八巻先生がひとりでも多くの自校選手のサポートに付いてもらいたいから。普段稽古をさせてもらっている高校に御恩と思い、そうさせていただいた。
思えば14年位?前だったかな?初めて審判ライセンスがあると知り、柔道浦島太郎の私が宮本兄先生のご指導でCライセンスを受講。そこからB審判ライセンスも取得し、審判する事での柔道繋がりを大切にしている。
年齢的にもA審判ライセンスは受講年齢が過ぎてしまっているので不可能ですが、こんな私でも役に立つなら…と。
シンコースポーツ神奈川県立武道館柔道場に朝9時に入る。高校生は計量が始まっており、ピリッとした雰囲気が道場内を包んでいた。計量が終わり、開会式の後に審判打合せ。
やはり【新ルール】の高体連申し合せの説明が中心で真剣に聞く平松。また今年からケアシステムが正面と後ろからの2台撮影となり、ビデオ判定の正確さが重視される。主審、副審、ジュリーにカメラ2台。万全の体制で試合を運ぶスタイルになっていた。
女子から試合は始まり、ベスト8までは3分+GS、準決勝、決勝のみ4分+GSでの試合時間。決勝は指名審判制であり、キャリアの積まれた先生方が捌く。
こうして今年の神奈川県インハイ個人予選は全階級決まった。
8/13から岡山県で行われる本戦に向けて、県代表として頑張ってもらいたい。あっという間の一年、あっという間の1日でした。
反省としたら、もっと多くの審判を経験し、目を肥やしたい、スピードに慣れたい、そう感じたのでした。