春分の日

やっぱり、春だなあ。
町内を歩いてみると、そう感じられるいくつもの変化が目に入ってくる。
強く膨らむ樹木の新芽や、ふきのとう。
桃色に開く花びら、そして様々な蕾。
今日は一日中、雨模様で肌寒い日であった。
3日寒くて、4日温かい。
これも、春の到来。
確実に季節は変わろうとしている。
街は、いつもの活気がなく、何処と無く道行く人々は足早に目を伏せながら目的を早く済ませるような、そんな雰囲気にみえる。
東日本を襲った、春の大震災は春を待ちわびる人々を震え上がらせた。
まだ続く余震。
不足している物資を、さらに奪い合う街中は、活気ではなく、凶器にすら見える。
ガソリンスタンドで並ぶ人々は、怒鳴り合い、自身の欲望を主張しあっていた。
勿論、何らかの理由がなければ、そうはならない。
しかし。
誰もが苛立ち、少なからずストレスを持った顔で動く姿を見ていると、春の訪れを気付かぬまま時が過ぎてしまうのではないか、心配すらなる。
優しい心と気持ちを持てば、「はっ…」っと考える事も出来るかもしれない。
街を歩く人々も、とにかく病んだ表情に見えて仕方がなかった。
僕らが元気に明るくして街を盛り上げていかなくては!
被災者の方々は、もっともっと、辛い状況だ。
春の到来を今年も感じ、自身の心にたくさんの空気を吹き込み、微力でもいいから、街を活性付けていきたい。
笑顔や挨拶だけでも、いい。
それが、今出来ることだろうし、していかなくてはならない事であろう。
春は、早足で、もうそこまで来ているのだから。

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