K-FLAT社【「Gummy-Jig」のトリセツ】平松慶のジギング論。

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【「Gummy-Jig」のトリセツ】について、書いてみました。

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「Gummy-Jig」の使い方を言葉(文章)で表現するのは、難しい。
スピニングタックルのワンピッチアクションを基本としたジギングでブリやヒラマサを狙うのが小生のスタイル。

昨日もお店にご来店下さったお客様から「Gummy-Jig」の使い方やタックルバランスの質問があり、お答えさせてもらいましたが、「いいぶさ日記にも書きますよ」とお伝えしたので、今回は「Gummy-Jig」の使い方について。
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【バランスタックル】
ロッド:K-FLAT Buaya Darat J61M,J64M,J65ML
    K-FLAT Gummy Shaft 63ML
リール:シマノ ステラ10000XG
PENN トルク7
ライン: サンライン PEジガーULT 3号,4号
リーダー:サンライン 松田スペシャル12号
フック:カルティバ JF-36(ロック) 7/0,9/0
   カルティバ JF-27(シワリ) 6/0
K-FLAT:Gummy各サイズ

このバランスタックルでほとんどの海域で使用しております。ジグウエイトに対してのライン意識はPEライン3号はジグウエイトが110g,130g,160g。PEライン4号なら160g,180g,200g,220g。
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これを基本として、潮が緩い時のホバーリング効果をよりよくさせる為にあえてPE4号で130gや110gを使う場合もありますが、まずは一般的な使い方でのジグウエイトとラインクラスの相似例です。

【フックとジグのセッティング方法】
次にフックとジグのセッティング方法ですが、私はスプリットリングと打ち抜きリングを使ったセットにしております。
スプリットリングを使う事によって、ジグの交換、フックの交換も安易になりますし、また「ジグの表と裏」に対して「フックの針先とシャフト位置」にも関係して来ます。
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リーダーを繋ぐ打ち抜きリングとスプリットリングの部分は「➕(プラス)」になります。これが頭に入れば、ジグの表側(窪みエッジがある部分の逆)にフックが向く(たれる)位置(フラットな面)に装着する事で、より「ホバーリング」した際にフックが舵切りの役目になり、安定したホバーリング姿勢を作り出します。
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アシストフックの付ける位置と、ジグの表裏を確認して設定する様にして下さい。また、これは、スプリットリングだから、間違えていてもすぐに取り外せ、さらに付け直せます。
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リーダーは、私は100%ジギングではフロロカーボンを使用しております。なぜ、フロロカーボンなの?それは、いいぶさ日記内「水中における、平松慶リーダー論」をご参照下さい。
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タックルは、強すぎず、弱すぎず、を基本として、しっかりとジグを操作出来るもの。ジグを操作させるものがロッドとリール、魚を寄せるのは、リールと船の揺れ、あまりロッドに負担をかけて魚を寄せる様なファイトはしません。
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【ファイトとロッドの役目】
ロッドを「しの字」の様に曲げる(立てる)姿がよく目につきます。それは素晴らしい姿だと思います。しかし、ロッドを曲げる事によって【バレる要素】が増え、私は推奨しません。

テクニックのある方なら、大丈夫だろう、と判断出来ますが、初心者ほど魚を掛けた時にロッドに頼ります。ロッドに全体中を乗せ、しがみつく様に必死にロッドを立てます。
この後、曲げたロッドを戻しながらラインを回収することが出来るアングラーならば、バレる様なことは少ないのですが、なかなかそこまで意識しているアングラーも少なく、魚の走りに合わせてロッドを活かすことが出来ずに、フックアウト。

その点、ロッドを脇にしっかりホールドし、ドラグを信じて、船の揺れを利用しラインを巻く様に寄せるファイトは、【バレる要素】が最も少なく、時間は掛かってもキャッチ率は上がります。

女性アングラーが大物を掛けた時、ファイトは無茶が出来ないので、ラインを寄せる位しかまともなファイトは出来ませんよねっ。でも、キャッチ率は、女性の方が良いのは、そこなんです。
無駄な動きが最初から出来ないから、魚主体のファイトですが、少しずつ寄せて、いつしか浮かしている、というスタイルがひとつの「テクニック」になっており、私はそのファイトを推奨しています。
ロッドはメタルジグを操作するもの。これが平松論です。

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【Gummyジグの操作】
言葉で伝えようとしても、なかなか伝わりにくいのが「動作」の部分。百聞は一見に如かず。YouTube動画を用意しております。そちらを是非参考にして下さい。

《【Gummyジグの操作】動画》はこちら→https://youtu.be/ZyDmbfI3QJQ

この動画で伝えたいのは、ガミージグの姿勢をどうやって作り出すのか。

「フィーディングポジションの与え方」などをロッドワークに合わせて解説しております。
また【ファイトとロッドの役目】でも解説した、ロッドを派手に曲げずに、リールのドラグを信じて浮かすところも観られます。是非参考にして下さい。

Gummy Jigは、基本アクションはワンピッチアクションです。しかし、ジグをスピードで食わすスタイルではなく、ワンピッチの中に「ふっ」とした弱い動きをコンビネーションさせる事により、よりGummy-Jigの特徴である「ホバーリング姿勢」を作り上げる事が出来、これが「食わせの間(フィーディングポジション)」になるという事です。
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これからが、本州全域ジギング本番のシーズンです。160g,180gは最も使用頻度も高いウエイトサイズであり、ジギングシーズンの準備を早い段階でおススメします。このジグ、本当によく「釣れます」。

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keitanhiramatsu