神奈川県立武道館で【迷審判に反省!】伊志田杯で柔道審判してきました。
今年も「第6回伊志田高校杯争奪中学生柔道大会」の審判でお手伝いに行って来ました。毎年、伊志田高校で行われているこの大会ですが、今年は会場となる伊志田高校の体育館が使えない理由で、神奈川県立武道館が会場。
通い慣れた県武なので、審判着で柔道衣持参のもと、会場入り。
昨年もこの大会で審判をさせて頂きましたが、その時に付いたアダ名が「迷審判」。高体連の先生方に交じり、中学生の審判をするのですが、主審時に小生が下したジェスチャーが余りにも不様で副審ふたりから笑われてしまったネタから「迷審判」と呼ばれる様になったのだ。
その時に同じマットで審判をしていた宮本功三先生は、今年は「救護係」。
「慶ちゃん!救護席から主審楽しみにさせてもらうよ!」と会場入りして、小生を茶化す(笑)
「おはようございます」大会委員長の多田先生にご挨拶。「審判、楽しみにしてますからね」と多田先生も、ニヤニヤ。「おはようございます」田中先生が挨拶に来てくれ「審判、楽しみですね!」とニヤニヤ。
「おはようございます」いつも通う光明学園の須貝先生も、「平松さんの審判、楽しみです!(笑)」とニヤニヤ。
高体連の先生方は、まぢで小生がまた「ヤラカス」のを期待するかの様にニヤニヤしながら、プレッシャーを掛けてくれるのだ。
実は、お盆に光明学園で近隣高校が集まっての合宿があり、小生も参加して夜の懇親会にも顔を出させてもらった。この合宿自体は、何年も小生参加しており、懇親会も特別に気にする事ではなかったのだが。
懇親会の時に、多田先生、田中先生らと同じテーブルになり、審判談義になった。「来るかなぁ〜…💧」黙っていた小生だが、やっぱり多田先生に前年度の伊志田杯の審判ネタとなり、小生が話の中心になってしまったのだ…。
前年度の「迷審判」ぶりを小生、テーブルの先生方に話すと、大爆笑。もう、とにかく爆笑されたのだ。
これがあり、「~な場合は、主審はどうジェスチャーしますか?」「~な時、主審はどちらの効果を優先しますか?」軽い試験timeが始まり、「よし、大丈夫!」と笑いながら多田先生に言われ審判談義に盛り上がったのだ。
その時に「今年も伊志田杯の審判、お願いしますからね」と多田先生がテーブルで小生に伝えた事で、今年の伊志田杯審判時を高体連の先生方がニヤニヤ期待しているのだ(笑)
試合は始まり、小生のマットは6名の先生方で審判を回した。ジュリーを含む4名。小生は5人目。ひと回し、ふた回し目…そして、三回目の主審時に、また伝説を起こしてしまったのだ。
小生が主審に入ると、他の先生がニヤニヤとして目線を合わせてくる。「絶対に見ないぞ!」と審判を必死にする小生。
「抑え込み」寝技の抑え込みを発し、手の平を抑え込んでいる位置に向け、ジェスチャーする。…が、そこまでは良かった。寝技が解けたのだ。
「解けた」と発しながら、小生、右手を左右に振るジェスチャーをしたのだが、そこの腕の位置が今年の【ヤッテモータ】になる。
寝技が解けた時点のジェスチャーは腕を下方で振るのだが、小生「頭の上で」左右に振り、寝技が解けたジェスチャーをしてしまったのだ。
流れで「待て」を発し、ふっと視線を感じて本部席側をチラ見すると、もう、何人もの先生方がクスクスと下を向きながら笑いをこらえているのだ。
「俺じゃないだろうな…」と思いながら、試合を終了させ、審判控えに戻ると…。
「いやぁ〜、慶ちゃん!今年も伝説を作ったね!」宮本功三先生が、これ以上ない笑顔で寄って来て、小生の横に座る。
次の主審を終えた田中先生や、違うマットで審判をされていた高橋先生らも、次々とやって来ては、小生を囲む感じで微笑んでいる。
功三:「慶ちゃん‼️副審ふたりと主審の慶ちゃんが下したジェスチャーの違いが発生したら、どうやって訂正する?」まだ、この時、小生はわかっていない。
慶:「えっ?頭の上で左右に振って、正しい効果を知らせる」じゃない?
功三:「そうだよねっ‼️(笑)」じゃあ、『寝技が解けた時は?』もう、功三先生笑えて、モノが言えない位ニヤニヤしてる。
慶:「えっ💧」
【ヤッテモータ】は、ココだっと、この時に、ビビビッ〜と小生気付く。
「多田先輩の所に行っておいで」功ちゃんが言う。準決勝まで試合が終わり、昼食になったので何気なく多田先生の近くに行くと、小生の顔を見て大笑い。みんな見ていたのだ、小生の主審時を…。
昼食時、ニヤニヤ。知り合いの先生方、みんなニヤニヤ(笑)
決勝は、審判Cライセンスの小生は絡まないので試合を観ていたが、その時も色々な先生方から横に来ては、爆笑されてしまい…(笑)
試合後は、乱取り稽古があり、しっかり汗を流させてもらったが、見事に今年も【ヤッテモータ】『迷審判』な小生であったのであった。
中学生の審判を勤めさせてもらったが、きちんとした主審で審判出来る様にまだまだ努力と勉強、経験を積まないとなっ。これからも続く小生の【生涯柔道】でありました。