【めしや池原】新たな県民の台所「のうれんプラザ」で同級生らと晩ご飯。
久茂地にあった居酒屋JiJi(ジィージィ)、いやいやその前の58号線沿い時代のJiJiから変わらず通っているカッチンさんこと、池原盛勝番長が居酒屋から食堂へと店構えを変え新しい出店をした。
那覇の同級生らと晩ご飯を食べにさっそく行ってみる。
JiJiの晩ご飯は、ホントこのメンバーと食べたり飲んだりするのが一番落ち着く。このメンバーとは最初のお店のさらに前(ぜんざいの富士家泊店)からカッチンさんのメシを食べており、わかりやすく言えば味に慣れている。
「おかえり」の味なのだ。
また対馬で釣ったブリ、ヒラマサをJiJiの常連さんに食べてもらおうと何度か送っては、喜んで頂いて来た。
初代JiJi創業時代からお店でギャーギャー騒ぎ、1軒目はJiJiで呑んで2、3軒目を他で呑み、4軒目はJiJiでシメ‼️なんて事も何回もして来た。それが、このメンバーなのだ。
まだ若い頃はギラギラした話しばかりしていたと思う。
身体いっぱいで酒を呑み、時にはオンナの話で盛り上がり、サーフィンの話し、バリの話し、釣りの話で騒ぎまくった。そうして刻んだ歴史がJiJiにはある。
今回、変わらないメンバーでやはりJiJiで呑んだのだが、店が新しく変わり、その流れと時代の移り変わりでメンバーは同じでも会話の内容は確実に変わっていたのである。
ヨッチー「血圧、いくつ?」こ〜ぢ「この薬、飲んでる」マンブー「近視?老眼?」ヨッチー「ガンマー数値ヤバイぞ」的近況医学個人発表報告大会、となったのだ。
「オシッコのキレがわるい」「軟骨が出てきた」「眼医者の予約」…次々と現在の症状を自慢するかの如く、健康状態発表会。
もうこうなるとジジイの日常会話を里帰りした同級生に必死にお披露目する会なのだ(笑)
「ドコドコのスナックに、こんな〜あんな姉ちゃんが居てさ」「あのキャバは安くてこんなに美人がいたさぁ」など、見事にひと事も出ず、終始常時服用している薬の話で盛り上がり、更にその会話は誰1人として止まる事なく続くのであった。
時代は変わって、お店も変わり、変わらないのは作り手の味と飲む仲間達。
会話内容が見事に大きく変わり、知らぬ間にあのヤンチャで激しい大バカ野郎な元気仲間もチョッピリ成長したのか、いやいや、やっと身体に気遣う様になったのだなぁ、と那覇からの帰りの機内でひとり含み笑いをしたのでありました。
店舗場所を『のうれんプラザ』に新しく変わり【めしや池原】。
初代からずっと店を護ってきた漆喰のシーサーは変わらなく皆さんを迎えてくれると思います。食券機に『平松慶のヒラマサ定食』が出る場合もあり、是非食べに行ってもらいたいですね。
店の中では、もしかしたら服用している薬の話や、血糖値について真剣に論議している大バカ野郎様がいるかもしれませんが、それも歴史ある『JiJi(ジィージィ)』だと思い、ニヤッと微笑んであげて下さいね。(笑)