【母親の味。故郷の味】沖で冷えきった身体も『居酒屋 汐路』で鋭気を養うのだ。

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【母親の味。故郷の味】沖で冷えきった身体も『居酒屋 汐路』で鋭気を養うのだ。


今年も対馬ヒラマサ釣行は変わらず開始となった。
毎年同じ時期に同じフィールドへ通い詰め、魚への愛情、そして興味、興奮、感心、依存、感謝を続ける。これらを支えることの重要な要素として「食に愛する」ことも大切なことなのだ。

どれだけ魚が釣れ、どれ程のカワイ子ちゃんが居て、どれだけハッピーであっても「食に愛する」ことが出来なければ、その地に通い詰める事はまずない。
いわゆる「メシが不味い」エリアへは釣行の好奇心や任務、使命として通ってもなかなか「愛情」がわかないのだ。

釣りを続ける上で本当に大切なのは「食に愛する」至福の味わいをいかに見つけ出す事か、と最近強く感じて来ている小生。そんな「食を愛する」場所が対馬にはある。
何度も【いいぶさ日記】SNSで綴って来ているのだが『居酒屋 汐路』の晩御飯に勝るものはない。

なぜそこまで愛するの。どうしてこれだけ通うの。そんな疑問すら浮かぶであろう。でも対馬でヒラマサを狙う術として無くてはならない場所なのだ。

対馬でヒラマサを狙いたい。ヒラマサを勉強したい。ヒラマサ釣りの練習がしたい。

初めて来た人なら、たくさんヒラマサが釣りたい。大型のヒラマサを獲りたい。いくつか夢や目標があるだろう。そんな時に一番安心出来るのは『食の安定』ではないだろうか。

スポーツ選手が翌日の試合で良い結果を出したい、とする。
そんな時に前夜何を食べようか、どこに食べに行こうか。何が美味いか。そんな思いで晩御飯に出かけても、きっと納得出来る様な食事には有り付けないだろう。
まして、7人も8人も連れての移動や店探しなど離島の環境で全員が納得する様な場所はあまり無い。
少人数の食べ歩きならわかる。しかし、仲間を募りみんなのリクエストを聞ける様な場所は難しいのだ。何年も対馬に通い、本当に食事の面で頭を悩ませて来た。食事でストレスを持ち、翌日の釣りで本領発揮なんてなかなかいかない。

安心出来るお店でゆっくり食べ、体調を整えて翌日の釣りに集中する。そのスタイルを確保出来たものが翌日の釣果を伸ばしているのもわかって来た。
これが『安心出来るお店』を持つ強みであり、釣果優先主義のスタイルと言える。

気に入ったお店ならどこでも良いのだ。心から安心出来、ストレスを持たずに楽しめる場所をしっかり持つ事で釣果は付いてくると言えるだろう。小生は少なくともこの安定した食事、安心出来る環境で鋭利をいただき、翌日に備えているのだ。それが『居酒屋 汐路』さんであるのだ。

《1/26(金)20時より》


韓国からの観光客が群れの様な集団で道いっぱいに歩く隙間を抜い、足早に歩く。ホテルから食宿までは5分とかからない。
福岡空港で定刻から1時間も機材離陸が遅れ対馬のホテルでチェックインを急いで済ませて晩御飯に向かった。
対馬に宿泊した方ならお分かりだろうが、居酒屋などで食事を取ろうとしても閉店が早いのだ。スナック等は多いのだが、晩御飯を考えると時間が早い動きにしないとならない。

小生は必ず予約を入れておくのだが、常食宿なだけにたくさんのおかずを用意して待ってくれていた。地のお魚刺身、おでん、大好きなポテトサラダにお母さん特製「太巻き」も。

生ビールで乾杯し、翌日からの釣りの話し、最近出掛けた各々釣行話し、そんな「釣り」にまつわる話しで盛り上がったのでした。
かしわの煮付け。
これはしっかり肉の隙き間まで甘辛い優しい味が染みており、軟骨まで口の中でホロッと取れてくれる。
骨までしゃぶり、そして同じ味に煮詰めた煮卵も最高。この煮卵と生ビールがやっぱり小生はたまらない。

贅沢なおかずももちろん食べたい気持ちは正直あるがこうした「母親を思い出す味」はここでしか味わえない。
ポテトサラダと厚焼きタマゴも格別。

「お帰り!」と口に入れた卵焼きが小生にささやく様な味だ。少しかすかに甘く、そしてお出汁の味も効いた、ここでしか食べられない厚焼きタマゴにご満悦であるのであった。
「釣れるジンクス」タマゴサンドを最後に頂き、この日は終了。翌日の釣りに向け、早くホテルへと戻ったのでありました。

《1/27(土)18時30分より》

「寒かったやろっ」女将の潤ちゃんがそう言って、開けたのれんをくぐる小生らを労ってくれる。今夜は「地鶏なべ」
身体の芯から冬の沖で冷えきっており、ホテルのシャワーでは全然暖まれない。食べて自家エネルギーで身体を芯から暖める。寒く凍える夜は、それに尽きる。

さっそくお鍋の準備がされている座敷に座り、今宵も地で取れた魚の刺身とお鍋を中心におでんや豚肉焼きなどでお腹を満たす。
鍋の具材は対馬流。「ろくべえ」はもちろん準備されていた。黒っぽい色をしたプルップルッのものでサツマイモが原材料となっている。
これを鍋の具材がカラになった時にドバッと入れ、ささっと器に移し、チュルっと口に運ぶのだ。煮過ぎてはいけない。ドロドロに溶けてしまう。だから急いで食べなくてはならない。この時ばかりは「釣りの話し」をしていてはいけないのだ。

小生はそう思っているが、皆さん釣りの話しばかりしてなかなか鍋に箸が入らない(笑)

ろくべえの存在を知っているものだけが釣りの話しをピシャッと止め、キリッと箸を持ち、ドバッと器に入れているのだ。これが対馬の鍋。

まだ色々な鍋があるが、地鶏鍋の時は必ずや「ろくべえ」を用意しておいてもらう。ただ、ろくべえを食す際、気合いを入れて瞬時な動きが必要でありiPhoneでの撮影時間など用意する事が出来なかった(笑)

まあ、これは冗談にしろ、是非対馬に行かれたら「ろくべえ」食べてみて下さい。
鍋の具材で頼んだら、きっとあるはず。
「居酒屋 汐路」さんでは鍋は前日までに予約が必要です。TEL 09205-2-2538

さあ、しっかり食べた。しっかり飲んだ。これでヒラマサ狙い2日目の準備は完了した。後は釣るだけだ。最高のパフォーマンスが出せる「居酒屋 汐路」の晩ご飯。素敵な夜でありました。

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keitanhiramatsu