《動画アリ!》【2018年Gummy定番追加カラー】カラー案を解説しました。
ジギングシーンにおける画期的なスタイルで釣果を伸ばしている「ガミージグ」。このジグの特徴はしゃくった後にホバーリング(水平姿勢静止状態)姿勢を作り出し、そしてベイトが逃げるかの様な前方向へのダートを醸し出す事で捕食姿勢になったブリ、ヒラマサの食性本能をより強く持たせてジグに興味を持たす事の出来るジグ。
そんなガミージグであるが、毎年少しずつではあるが現場(フィールド)で必要と感じたカラーパターンをテストし、理論を確立させてリリースして来ている。
今回は2018年の新定番として「捕食しようとしたベイト(ジグ)が小さくなる効果」を題材に解説していきたいと思います。
2018年より定番追加カラーに加えたのがNo.15(カラー名:オーロラ/グロウヘッド)
●このカラーの平松慶解釈は下記になります
メタルジグでブリ、ヒラマサを狙う水深80mは太陽光も届かず、紺碧を超えた闇夜の世界…。当然、掛け上がりや魚礁周りでも同じ状況であり「色」への認識、識別が難しい状況であるのは科学的に実証されている。
そんな中、微かな魚眼と捕食ベイトを察知する魚の側線が頼りでブリ、ヒラマサはベイトを探し回っている状況であろう。
アクションをして動いた際に発するメタルジグが持つ体積分の「水波動」で捕食体制に入ったブリ、ヒラマサはメタルジグを確認することが出来る。識別判断力が弱いとされている状況でボディに貼られたオーロラミラータイプのホログラムは周りの暗い環境と同調する。
そう、オーロラミラータイプのホログラムが周りの色を吸収するのだ。
ミラーボディーは周囲の色を反射すると同時に黒い色となり、反射するべくボディーサイズを消してしまう効果であるのだ。
《動画アリ!》【ガミージグのボディーが回りの色を吸収する様子がご覧に慣れます。】
残るは、ヘッド部に塗られたグロウ。全体の1/3程塗られた小さな部分のみが『ベイト』と判断される。捕食体勢に入ったブリ、ヒラマサはベイトが小さければ、より捕食欲が強くなる。
それは捕食しやすいからだ。側線で見つけ、メタルジグ本体の体積分の水波動を発し、捕食しやすいサイズに写るカラー。こういった理由が今回の定番追加カラーにはある。
これが今期よりガミーから定番カラーに追加されるカラー説明となります。全て実釣より得たヒントがカタチ、色となり、製品化に繋げております。
動画での解説は、聞こえずらく申し訳ございません。ボディが壁のブルーと同調する様子を伝えたかったです(笑)