【関東地区柔道審判講習会】県武にて受講。審判意識を高めねば。
毎年、春と秋に柔道審判講習会を受講しています。これはライセンスを取得して更新し続ける事への必要過程であり、年々変わる柔道ルールを的確に把握しなくてはならない為。
大迫明伸先生が今回の講師。来年2020年はオリンピックイヤーなので、大幅な変更はないのだが、細かな表現等の変更やジェスチャーなども覚えねばならず大変。だから私の様な柔道指導経験の未熟者は指導者講習会、審判講習会は特に熱心に受講しなくてはならないのだ。
毎週2回、道場で小中学生を指導している。また地域公立中学柔道部の外部指導員としても動くので、間違った考え方や指導方針、審判ルールも含めて常に学び続けていなくてはならない。
「指導者は、学ぶ事をやめた時、指導をやめなければならない」私のモットーだ。
本元はフランスの元サッカー監督が唱えた言葉で次の様になる。
「学ぶ事をやめたら、教える事をやめなければならない。」フランスサッカー元監督のロジェ・ルメール氏。
昭和熱血根性論で押忍な精神鍛錬、実は大好きなのですが、令和元年ともなれば、そんな思想は全てパワハラになります。
小中学生がついて来れないだけでなく、一発で保護者の方々から指摘されます。時代じゃない、では済まされないのです。
その配慮も指導者講習会で毎回の様に口酸っぱく指導を受けており、審判講習会でも競技者が必ずフェアな環境でプレイ出来る事を作り上げる様に勉強しなくてはなりません。それがこうした講習会であり、全柔連(全日本柔道連盟)のお達しなのです。
今回講習をして下さったのは私がまだ次男くらいの年齢だった頃に現役選手で活躍されていた大迫明伸先生。分かりやすく丁寧にルール説明や審判注意事項などを講義して下さいました。
全日本選手権大会などで審判をするのをよく日本武道館やTVで観てきましたが、あの落ち着いた声で「待て」がリアルに神奈川県立武道館で聞ける。それだけでもなぜか惹きつけられる思いでした。
今回、春季審判講習会は関東講習会として行われ、300人を超える受講者と聞きました。あらためて学ぶ喜びを感じた講習会でありました。