【柔道B審判ライセンスを取得】50歳にして新たなチャレンジ。

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【柔道B審判ライセンスを取得】50歳にして新たなチャレンジ。

一昨日、神奈川県立武道館にて《ジュニアオリンピックカップ神奈川県柔道予選会》が行われ21歳(早生れ)までの大学生、高校生らが関東予選に向け闘いを繰り広げていました。

その試合をお借りし、神奈川県柔道連盟から選出してもらった審判ライセンスB受講者の実技試験が行われたのです。

審判Cライセンスを取得して4年。これまでたくさんの選手に迷惑をかけたと反省しながらの毎日でした。
高校時代ひとつ後輩になる内村直也先生がコンチネンタル審判員、大親友なる宮本功三先生がAライセンス取得となり学びをやめないふたりから無言の圧力もあり「俺、Bライセンス取得を受講してみようかな」っと今年に入ってから思い始めました。

中体連審判Aの先生や、道場連盟の先生、高体連の先生方からも相談する度に『受講して選手のためになって下さい』と背中を押されてきた。ただ、Aライセンス取得の為に努力していた宮本功三先生を真近で見てきており、筆記試験、実技試験、共にCライセンス取得時の様な安易さは無いのが分かっていたので、なかなか煮え切らない自身が居たのも正直なところであった。

しかし、審判Bライセンス取得への審査もあるので、はやく意思を固め地区所属長にお願いをしなくてはならない。
所属道場館長に受講したい旨を2月に伝え、まず地区で推薦をもらい、神奈川県柔道連盟で審査があり、関東柔道連盟へと推薦していただく。

受講資格がもらえたのがGW過ぎで、それから一昨日の実技試験までの道のりが始まりました。

先週日曜日、埼玉県上尾市にある埼玉県立武道館へ出向き、まず筆記試験。

柔道指導員Bライセンス取得時も筆記試験はあり、大量の論文を提出した思い出がありますが、今回の審判Bライセンス取得時の筆記試験は書き物穴埋め問題と、マルバツ問題とあり、本気で審判ルールを勉強しないとまず合格点をいただける内容ではないのが分かっていたので、大好きな文庫本を封じ徹底的に審判ルールと3週間向き合ったのでした。

埼玉県上尾市での筆記試験。試験後すぐに答え合わせをする。
初歩的ミスがいくつか見つかり、合格基準点に私の計算上、2つ足らなかったのです。これにはかなり落ちこみました…。
全小予選引率を断ってでも受講した審判Bライセンス。何としても道場生のためにも合格せねば、と頑張ってはみたものの、2問ミスがあり自問採点では不合格。しかし、翌日メールにて頂いた合否結果は【実技試験、合格】

何かの間違いか?と思ったほど。地区所属先生に電話で再確認したら、やはり【実技試験、合格】と言ってもらえ、本気でガッツポーズ。
試合後のガッツポーズは禁止となる柔道であるが、私はひとりメール受信を見ながら何度も一人ガッツポーズを繰り返したのでありました。

それから1週間。一昨日の実技試験までは、ひたすらTV録画してあった柔道試合や国際大会などを観直し、審判ジェスチャーの練習。

また指導を与える間合いや場外疑惑での攻防を勉強。鏡を見ながらジェスチャーの練習をしなさいと審判教官に言われたが、まさにそれをやらねば実技試験は合格しなかったのでは、と今思います。

実技試験中、ジェスチャーのミスがありました。「まさか?なぜ?」と思えるミスだったので凹みましたが、他はこれから経験を積むことでしっかりした審判員になれるのでは?と思ったりしています。

とにかく審判はたくさん恥をかき経験を重ねることしか上手くなる術は無いのだから、これからも高体連の先生にお願いして審判を学んでいきたいと思っています。

審判Bライセンスを取得した時、すぐに宮本功三先生へ連絡。

功三先生が一昨年まで着けていたグリーンのエンブレム。これを譲り受け、審判員としてのスキルを更に上げていきたいと思っています。

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