【関西学生体重別柔道大会】長男の応援に、ノンストップ‼️いざ奈良へ。
次男の柔道試合は本当によく応援観戦に行っているが、大学生になった長男はここ3年間全くと言って良いほど応援には行けてない。
柔道階級も軽い階級なので団体戦で活躍する様な選手ではない。
66kg級以下にやっと3回生の途中で上げ、それまでは高校1年からずっと-60kg以下にこだわっていた。
軽い階級だから無理だ、とは絶対に言わないが、しかし団体戦で活躍する選手の方が応援するチャンスも多くなる。
我が家夫婦は柔道経験者だからそのあたりは理解出来ているのだが、しかし寂しいもの。でも何かのチャンスで長男の応援に行きたかったのだ。
私の試合が6月にあったのだが、その時に長男の大学監督から長男が学内予選で勝ったら、関西学生体重別に出しますよ。その際は是非応援に来て下さい。と言われ、休日調整をし始めたのである。
7月に長男本人から連絡が入り、校内予選を通過出来て監督から選ばれた、と嬉しい報告をもらい、遂に長男の大学柔道応援になったのであった。
…にしても、会場はどこなのだろうか。
すぐ監督に聞いてみると「周りは何もない場所です」と。
女房と次男は京都に帰省してそこから母や義弟らと奈良の会場に向かう事になった。
私は、と言うと愛犬2頭が年齢を10年超えており、ペットホテルの宿泊受け入れがダメだ、と猛烈な理由で断られてしまい、愛犬2頭の為に日帰りで向かう事を余儀無くされたのだ。
仕方ないなぁ、おばあちゃんなんだよな愛犬2頭。こいつらを雑には出来ない。だから仕事が終わり、散歩させ、晩御飯を与えてから自宅を出発となったのでした。
片道7時間のひとりドライブにてスタートした。夜9時に自宅を出発。
自宅でお弁当を作り、疲れ切ったサービスエリアで食べてから睡眠だ、と考えていた。「食べたら、眠たくなる。」だから、食べない。ひたすら走るぞ。気合い充分。
軽自動車だから、高速ETC代も安いしガソリンだって低燃費。夜走行だから、エアコンもそれほど必要ない。
お盆連休が始まり始めており、普段よりも車が多く感じられる。
変な車にアオラレない様に注意しながら車の流れに逆らわず、名古屋から四日市方面、鈴鹿あたりでやっと最初の休憩。
オシッコ排出してガソリン補給をしてまた走り出す。この時点で4時間半くらい経過していた。
高速道路は、天理市まで通じており、その先は無料の自動車優先道路やら下道やらを乗り継ぐ。
「この山の先の先かなっ」と思ったあたりでコンビニ発見。そこで焼酎ハイボールを購入しておき、ラストの30分。
試合会場となる「シダーアリーナ」には7時間ピッタリの4時過ぎに到着となりました。
まだ辺りは薄暗く、急いでお弁当と焼酎ハイボールを飲む。2本目がどうにも入らなくなったところで、爆睡となる。
でも賞味1時間かなっ、寝れたのは。
6時にはあたりは明るく試合関係っぽい人の交通量も増えてきて、会場駐車場に車を移動。もう、これからは眠れない。
寝たくて寝たくて仕方がないのに、周りのザワつき、SNS投稿、などで寝れなくなってしまった。困ったが、どうにも出来ないな。ひたすら、身体を車内で休めるようにするしかない。
女房から連絡が入り9時からの開会式が終わったので会場に入る。監督の奥さんにご挨拶をし、長男のもとへ。
試合はかなりまだ先だと言っていたが、審判の勉強もできると思って他の試合を観ていた。出身大学の選手を探してみるが、誰一人いなかった。出身大学にはあれほど素晴らしい柔道場があるのに、選手も指導者も居ないと風の噂では聞いていたがまさかゼロか…。
いよいよ、出身高校柔道部も存続しているのかわからない状態で、大学までこれか…。出身道場も無くなったし、な。
寂し過ぎるよ。自分の柔道履歴場…。
そんなことをふと、関西の試合場に来て感じてしまったのであった。
さて、長男は初戦こそ圧勝であったが、次が京都産業大学の選手。
私の時代は常に京産大の方がリードしているチームであったり、しょっ中合同練習なんかをしてきた。
高校同級生も京都産業大学でキャプテンをしていたし、同高校一級上の先輩もいました。
そんな大学だったから、ここは勝てよ‼️と勝手な感情を込めたりしたのだが、GSの末敗退。
でも大学まで柔道を続けてくれた長男に【感謝】だよ。そう思いたい。
私自身、今もこうして仕事の合間に柔道をやっていますが、やはり家族、それも息子達が頑張ってる姿があるから、
自身のモチベーションも保てれる。
もし家族が誰も柔道していなかったら…私は柔道を再起したのだろうか。そんな事を思ってしまった。
柔道において、長男は要の人。長男が柔道をしていたから、今がある。だから息子なんだけど、長男に【感謝】なのだ。
長男の試合も応援出来、監督や監督奥様にもお話し出来、貴重なタイミングとなれました。
帰りも見事に7時間。しかし不思議と私ひとりで運転したけど、疲れはなかった。
海老名インターチェンジで高速道路を降りた時、晩御飯で『かつや』に入った。そこで飲んだ、たった1杯の生ビールだったけど、緊張の糸が解けて、ぐらっと来たのを良く覚えています。