【元祖 九州らーめん「長浜家」】朝ラーで二日酔い気味も気分爽快。戻ります。

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【元祖 九州らーめん「長浜家」】朝ラーで二日酔い気味も気分爽快。戻ります。

「波津城」さんでガッツリ飲んでから、更に船長宅で焼酎をいただき、そのままお風呂も入らずに布団に潜り込んだ(はず)

翌朝はトヨ姉ぇが会社に出て行ったことも知らずでご挨拶も出来ずの最悪「ヨイチクレ野郎」。
頭が痛くなる様な二日酔いは無かったにしろ、胃がモヤモヤする二日酔いさに参ったのだが、歳のせいだろうか…長く寝続けることが出来ない体になっていた。

たくさんお水を飲んで洗面を済ませた頃に船長が空港まで送ってくださる、となりその途中で「朝ラーしようよ」という運びになったのでありました。

姪浜から高速道路は使わず、下道で博多港まで走る。道中は私が来れなくなってからこれまでの様々なことがあり、その話を聞かされ、また私も福岡に絡む内容を伝え、の車中二人討論会。

「えっ、そうだったんですかっ?」から始まり「この話、知っとると?」「こんな結末だったんですよ」などなど東野船長との話は尽きない。
海の話や仲間内の話、仕事の話、船長仲間の話、…驚くことばかりであった。

福岡には5年近く釣りではこれておらず、そうなると5年分の話が出てくる。玄界灘を取り巻く船長たちの状況や、当時からこれだけ変わった、こうなった、こうしてる、など終わりがない。
疎遠になった仲間のネタだけでなく、最近の海の様子も詳しく教えてもらう。「大きく変わっているんだ…」離れていた時期への反省が大きい。

博多港周辺に着くと、新しい船などもあり目が踊る。この辺りにくると、古くは屋台がずらっと並んだ場所であり、しかしその姿は今はほぼなく、閑散としている。東野船長はさみしいよね、と言いながら駐車場に軽自動車を止めたのだ。

「ここ。知っとるよね。長浜家」博多とんこつラーメンの元祖であり、朝から並ぶほどの老舗で人気ラーメン屋さん。

店に入る前に東野船長から聞かれたのは「こってり?普通?硬麺やろ?」スープの味付けです。すかさず「普通で固めんでお願いします」そう船長に伝えるタイミングでガラス戸をサッと開け、たくさん並ぶスタッフがいらっしゃいませ、を言う前に「カタ二つ」で1秒でオーダーが通る。

パタゴニア

席は大きなテーブルに相席。私よりも年配の方が先に食べていた。大きなヤカンに入ったお茶を船長に出したタイミングでラーメン二つ、テーブルに並べられる。

白い豚骨スープにネギが浮き、薄いお肉が盛られている。胡椒をぱらっとやり、ちゅっ、とラーメンダシを入れいただきます。

細麺でネギと白ゴマが硬めの麺に絡みつく。ラーメンをすすって、少しお椀を持ち豚骨スープを口にして、また麺を口に運ぶ。相席のおやっさんは「硬玉イチ」と替え玉を注文。

私も同じ言い方をして注文すると、東野船長が「ニヤリ」とする。東野船長は麺後半になってから紅生姜を小分けにしてお椀に入れる。すると白い豚骨スープが赤く染まるのがラストになる。

それまではネギと白ゴマと豚骨スープでお椀の中が美しい。私のと見比べると私のお椀は殺人現場…。生意気な替え玉の注文をしても、食べ方がトーシロー(笑)穴があったら入りたかった(笑)

殺人現場に替え玉を入れてもらい、更にラーメンダシを入れたら、ラーメンお椀の中は小学生のパレット状態。あらゆる色が混ざり合い、独特な食べ物に変わっていた。それを恥じることなく完食。

店から出る時も、早い。

船長がサッと私達が注文した分をお支払いして下さり、船長の後ろから他の方がどう食べているのか見た瞬間に「穴があったら入りたい」気分になったのであった…。

福岡滞在記もこれで終了。

東野船長と福岡空港までの道中、また色々な話が出来ました。同じヒラマサを狙うフィールドとして通い続けてきた玄界灘。

福岡出船になるのか、対馬出船になるのか、の違いはあるが福岡出船のあの頃の自分を福岡は思い出させてくれた。
ものすごくハングリーで釣りに対して良い意味でどん欲であった。

平戸でダメだった2001年のロケ。あの時の悔しさを海楽隊メンバーと共に克服しヒラマサゲームに新しいスタイルを築き上げた。

果たして今の自分にあの頃の様な闘争心は有るのだろうか。あの頃の自分があったから先に繋がるスタイルが見えてきたはず。

常にどん欲に前向きに考えて突き進んでいた時代。今年、50歳になった。まだまだ新たな挑戦をしていかなくてはならない。今回の福岡滞在は、ロケは悪天候で出られなかったが、自分自身を見つめなおし再奮起する果敢な気持ちを奮い立たせて下さったと思っています。

東野船長始め、海楽隊メンバーや福岡でお世話になった方々にたくさんの【感謝】です。ありがとうございました。
ご恩と御礼は新しい釣りスタイルを築き上げる事でお返ししたいと強く思っております。

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keitanhiramatsu