【ラーメン屋まで、3蜜禁止】当然の関東圏内にあらためて驚き、この先の恐怖に怯える。
《新型コロナウイルスへの非常事態宣言》が東京都及び隣接する県内に発令されてからは自宅から店までの1kmで動く程度の近況で外出もなければ、買い物も出ずに生活している。
こんな毎日を過ごしている中、web更新でお助けをお願いしている仲間が時間を作ってこの日は朝から店に来てくれた。
通信販売しか売上が見込めない現状、ネットショップへの売上移行になってしまっているのも仕方がない。釣場の受入れ自体が自粛しているので動機が無いのでモノも動かない。完全に悪循環となってしまっている。
全て感染8割減少に向けて日本国民全員が必死になっているのだから仕方がないこと。耐える、耐えるぞ、と自身に問い掛けながらも常に言い聞かせて我慢している。
1日もはやく新型ウイルスの終息を願い、国民として指示に従うしかない。限界はとっくに越えているが、それでも感染を減らす努力をするしかないのだ…。
店のweb更新も目処がつき、ひと息入れようと思ったがさすがにコンビニ弁当では申し訳ないな、と徒歩1分のラーメン屋へ。入店して驚く。店内はお昼を過ぎたタイミングと言え、これだけ空いているのは…と思うほど。なんとお客様は私達ふたり。
時間的タイミングなのだろうと思うのだが、人気ラーメン屋さんなだけにどんな時間帯でも必ずお客様は居るのがこれまで当たり前だったので、現状出されている《非常事態宣言》の強さがよくわかる。
非常事態宣言が出てから私は買い物にも出ないしコンビニで食材なんかも購入しない様になった。午前中は自宅で筋トレかweb関係のMac仕事、もしくはランニングに出ちゃう。次男坊と一緒にお昼ごはんを食べて、そのあとに店へ出勤するパターンなので『外出しない』『3密ルール』はそこそこ守ってきていた。
しかし、久々の外食でここまでなってるなんて…と実際の様子を見て驚いたのだ。
都内などの飲食店が営業時間の短縮や自粛閉店に追い込まざるを得ない状況になっているのを朝のワイドショーなどで毎日の様に配信している。どこも閑古鳥で大変だとSNSでもみてわかる。
ただ、私自身が外に出ていなかったので、実際にラーメン屋さんで目の当たりにしてしまい、まずは驚き、そして現状の怖さを知った。
『3密』禁止はよくわかる。人との接触も避けフィールドにも行きにくい、いや外出自体を制限する位の現状であるからまずウロつく事はしないが、でも現状の様子を確認しリアルに怖さが強まったのだ。
オリンピックが延期となり、それからピタリ、ともオリンピックの話は出なくなり延期の原因である新型ウイルスの話しか耳にしない毎日。
中、高校生らの部活活動の場はどうなっていくのだろう…新3年生はこれまでの目的と目標、努力を失われた先どこに向けたら良いのだろう。進路だってあるはず。
試合結果だけではないだろうが、大学関係者からのスカウト活動にアピールする場も絶たれ大学や実業団側もスカウトする基準すら絶たれ、どうなるのだろうか…。
このまま消息の目処も絶たず長引く現状に勉強で一流大学を目指してきた学生さんたちが、もしや『3密』集団行動から受験すら出来ない状況にもなりかね無い現状を想像すると…。
離れて食べていたラーメンの味が一瞬「味覚を失い」かけた。それは病いからくるものではなく、迫りくる恐怖からのものである事は十分にわかっている。
ふたり離れて食べ終わり、ラーメン屋を後にしたが、会話はなく再び店でweb更新作業に向かったのでした。1日も早い終息宣言を心から願っている。