【バリ取りとシーズニング、それなりに。】メスティン、ボルボの国から。
自宅で一度も使わず、放ったらかしになっていた飯盒炊飯器が今、大人気だとか。
でも何が人気かはわかっていないのだが、身内のキャンプ担当に問い合わせてみた。
「先生(こいつ、私の事を今だに先生と呼ぶ)、YouTube観て下さい。いくらでも(動画)上がっています。メスティンはトランギアよりも某100均や大手家庭家具店で販売されている方が絶対にいいですよ…」
半分イライラ姿勢で言われてしまった。舶来モノが絶対なわけでは無いのだが、持ってたものがそれだから仕方がないじゃん、と言いたかったが我慢した。
しかし私が持っているものは確かにメンテナンスしないと使えないなっ。アメリカ製品なら、間違いなく怪我人が意図的に出て、訴訟になり、高額が動く…なんてストーリーがわかるくらい。それほど、ひどいものだった。
ここまでひどいものが、なぜ人気なのだろう…と、放ったらかしにしていた私もアホだが、それを再び手にした私は、もしかしたら更にアホなのかなっ。
ちなみに、何もしないで販売当時のままのメスティンの縁を、まるで丼メシを、口にかき込む様に付けてみたら、最悪。
※絶対にやってはいけません。私の様に切ります。
これ、販売している店に、もしかしたら怒鳴り込んでくる方なんかがいるんじゃ無いかな?
パッケージには日本語で裏に「ふちの部分で手を切らないように、またやけど防止のために軍手や革手袋などをご利用下さい。」としっかり記載されてはいるが…食べ物を口に運ぶいわゆる食器類にもなるモノだよね。個人店の私の店だったら、かなりヒヤヒヤもの。
もう少し大々的に表記しても良いと思うんだけどね。
もしかして、その辺りの記載もとっくの大昔にされているのかな?私は浦島太郎様状態だから、何もわからないけど、今の販売店にはもしかしたらポップなどで告知してるのかもね。
さて、YouTubeを観てやってみました。
メスティン周りのバリ取り。#120のヤスリでガッツリと表面に丸みをつける様に研磨し、とことん削り込んで指で確認してバリが無くなった事がわかってから#1000のヤスリで磨き上げる。
下唇を当てる様にして確認してすると、精度がわかる。これも真似しないでね。
YouTubeでけこれだけ色々出ている意味もわかったが、あまりよろしくない飯盒ですな…。それを今度はお米の研ぎ汁で煮る事で表面処理になるとやら…。さっそく引き続きやってみる。
メスティンがすっぽり入る鍋がル・クルーゼしかなかったので28インチので煮る。20分程シーズニングして、当初より表面が若干黄色かかった感じがするが、絶対的効果は「これです。」と調べてもわからなかったので、これはまた後に調べてみたい。
こうしてバリ取りからシーズニングまでを終えたメスティンのメンテナンス。やってて感じたのは、日本固有の黒い飯盒の方が良いなっと。
もしかしたら、こうしてコチャコチャしながら触っている事が楽しみになっているのかなって感じもした。使い方などのムービーもYouTube動画でたくさん出ているので、チラ見したら、それも楽しそうではあるけれどね。
次は100均販売物や家庭家具店販売モノなども使ってみたい。