【ウルトラライト・ブラックホール・ヒップパック】パタゴニアロゴに注目。ロゴマーク色の由来は?

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【ウルトラライト・ブラックホール・ヒップパック】パタゴニアロゴに注目。ロゴマーク色の由来は?

SP210シリーズ(その前にもありましたが)にある《ULTRALIGHT BLACK HOLE HIP PACK #49447》のひとつにPUR(パープル)カラーが存在します。

このカラー、パープル一色でとてもスッキリしたクセのないカラーで私もお気に入りのカラー。この製品についているパタゴニアのロゴマークの配色が今回の題に関係してきます。

パタゴニア製品の殆どが、フィッツロイデザインの、それこそ年代によっては商標Rマークが大きかったり、背景に描かれているフィッツロイにかかる雪の白色がない、いわゆる「雪なし」ロゴとか、色々愛好家には嬉しくなる遊びが施されているのは有名な話。

この変化をつける理由として、私は遊びココロだなんて書きましたが、実はコピー製品の生産防止などに大きく影響しており、ロゴタグひとつでコピー製品を見抜く事が出来ちゃうのもパタゴニア製品の素晴らしいところです。

今回の《ULTRALIGHT BLACK HOLE HIP PACK #49447》の何色かある中で、1色(パープル)だけはフィッツロイデザインの配色が変わっており、ブルーとレッドで描かれています。

パタゴニア直営店スタッフと話していた際に、この配色の由来などの話が出て、アメリカ政権の話に繋がった。

当時(現在はアメリカ民主党バイデン大統領)の大統領がトランプ前大統領(アメリカ共和党)であり、前大統領が自然保護地域の大幅縮小を言い出した。

パタゴニア

パタゴニア社はその行動に対する対抗表明として選挙に行ってしっかりした自身の意見を表で繋げよう、と選挙投票日の確か7月21日だったかな、直営店を休店し動きを表したのですが、その動きの中に絡んだ、こうした製品でのメッセージを唱えているのだと聞きました。

確か、3年前だったはず。コロナ禍になる前の年だったんじゃないかなぁ。

アメリカ民主党とアメリカ共和党、お互いを貶し合い戦うことで滅びる大自然の重要さを理解して欲しい、そんなメッセージだったと感じています。

アメリカ民主党のイメージカラーがブルーとアメリカ共和党のイメージカラーがレッド、この2色を掛け合わし《パープル》なのだ、今守らなくてはならないことを理解しろよ、とまるで言っているかの様に。

私は直営店でスタッフの方から聞いた話から更に調べて見たら、よりリアルな情報(メッセージ)もいくつか出ていた。更にパタゴニア製品ロゴには《come together for the planet》”地球の為に力を合わせましょう”と記載されています。

パタゴニア公式サイト ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック 1L

そんなメッセージが詰まったカラーモデルがこのパープルカラーなのです。

これだけ地球温暖化となり、海水温が1度上がってしまう恐ろしさは私はフィールドでずっと見てきました。現場で焦り、そしてどうにか私の様な小さな力でも環境への意識を大きくしていかなくてはならない、そう強く感じ、1% for the planetにも参加。

時代に合わせた「右向け右、の簡単な行動」ではなく、強烈な危機感を持ち、何度も警鐘を鳴らし続けています。”地球の為に力を合わせましょう”そしてこのメッセージに込められた想いを理解する大切さもこの先重要に感じています。

お店の棚卸し業務をしていて、手伝いスタッフがロゴカラーの違いに気付き、私なりに説明しました。それを「いいぶさ日記」に書いて、と。

私もこのメッセージの重さを理解しパープルカラーの意味に応援しています。

パタゴニア

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keitanhiramatsu