【北海道発‼️2022年サクラマスジギング限定カラー】開発時間が面白い。
2020年10月に発表し今年リリースしたサクラマスジギング限定カラー。
こちらのカラーはおかげさまで釣果に恵まれ、リリースリミットを超えるご注文を頂けたのに感謝ばかりです。今季、私も北海道へ通い、太平洋、日本海、オホーツク海、でサクラマスジギングを学ばせていただきました。
北海道各フィールドに出て、同船させていただき、ローカルアングラーの方々にもたくさんご意見をいただきました。
「このカラーがここでは当たっています」「毎年、こんな色に集中して釣れています」「こんな形状のモノも欲しい」「私達はこう狙っています」…etc。様々な貴重なご意見をいただき、その要望をまとめたものを北海道サクラマスジギング先駆者である《NoRi》こと、佐藤典之さんに投げかけ、来季サクラマスジギング限定カラーを作り上げてきました。
メタルジグに於けるカラー感と言うのは、私が思うにあくまでも地域感。そうでなくても、かなりの割合で地域によるアタリカラーがどんな釣りにもあると思っています。
狙う魚種に対して捕食姿勢が違うので、どの魚に置いても当てはまる訳ではないのですが、シャローエリアなら太陽光を絡ませたフラッシングカラーが認識部分として必要不可欠であるし、これが水深のあるディープラインでのジギングであれば、捕食姿勢で魚が目とも耳とも鼻ともなる「側線」を刺激させる様な効果で集魚力を高めていかなくてはならない。
今回狙うサクラマスジギングのスタイルは、深場ももちろん対応出来るウエイト配置から、新たなる水域をクリアー出来る、待望の90gと言う層の狙いをも可能にしたウエイト配置にした。
重いサイズは180g、軽いサイズは90g。潮の流れが速い状況下に於ける水深があるポイントには180.160gが中心になってくるのは、道央、道南エリアのスペシャリスト様達から尽く「勉強不足だね」と昨年ご指導をいただいた。
これはあくまで北海道文化にある、バケやたぐり棒の狙い方を模した考え方ではなく、メタルジグを泳がせて口で攻撃や捕食姿勢を誘発させた狙い方に尽きる。
逆に前季痛感した、新たなるサクラマスジギングの狙い方として、スピニングタックルを用いた戦略は、画期的であったし、より柔軟性なスタイルを《チャンペ》こと加藤達也さんが組み上げてくださった。
従来からの現在も進展し続けるベイトタックルを用いた、バーチカルスタイル。
これからの時代に絶対的飛躍があるスピニングタックルを取り入れた層を探り続けるスタイルの、北海道最先端な動きにサポート出来るメタルジグ配置、使用方法、スタイルの提案までを完璧にお届け出来る対応が整いました。
来季リリースするメタルジグは、4パターン。ウエイトを絞り、メタルジグの特性に合わせて全周を意識し北海道サクラマスジギングが楽しめるサイズを準備させていただきました。
【Gummy 】
こちらは、最も使いやすく、使用幅の広いタイプ。待望の90gを準備し、スピニングタックルで広い範囲の釣りが展開出来るのを楽しみにして下さい。
ウエイトは90g.110g.130g.160g.180g。
また裏面のアイシールを逆付けする事により、ジグを逆付けしバックスライドで魚を呼ぶ効果、捕食タイミングを増やす効果にも繋がっています。
【Gummy fat 】
ギレの良いシャープな動きがガミージグなら、潮に絡ませてモタつかせながら探るのが効果的となっているのがガミーファット(以後、fat に省略)。
太平洋、白老沖で学んだのは、潮にfat を載せて緩やかにアクション付ける事でサクラマスのサイズがあがる効果。捕食しやすいジグのアピール力とキレを作らない動きがサクラマスの良型ばかりを選んだ結果が出た。結果、は嘘をつかない。なぜ釣れるのか…は私はまだ研究中です。
ガミーfat 130g.160gのリリースになります。
【KEI-JIG】
バーチカルなスタイルだけに囚われたくなくて、スピニングタックルを多用し、いくつかの引出しを私なりにストックしました。
「落ちていくジグへのストレスを減らす」「しゃくり上げるタイミングで水キレを良くしておく」「しゃくり続ける事でジグ自体が動き(アクション)をオートマチックに作り上げる」「シルエットを小さくみせる」これらが、ケイジグをサクラマスジギングに取り入れたきっかけ。「キッカケ」とは言葉ばかりで、仲間のアングラーに大差を付けられて釣果が負けた事から取り入れて開発に繋げたのだ。広く探るためにも、90gの導入は外せませんでした。
この冬、ご期待ください。
90g.130g.150gがリリースされます。
【KEI-JIG SHARP】
シャープの形状特性は、お尻にウエイトがあり、沈下速度、しゃくり易さ、潮に載せやすい等があり、私自身、かなりテストをやりバックスライドの効果を直視してきました。
ジグ姿勢の安定感は潮流が強い時に姿勢を保てられ、リフト&フォールをする事で「落ちる様な逃げ方をするベイトへの興味」が誘発されるのです。完全なる動体視力からの捕食と威嚇行動になります。
バックスライドの効果は北海道アングラーの中でも囁かれていましたが、それだけでない動体視力の行動理論は北海道文化で培っていた古くからの漁法とリンクしたもの。
ケイジグ シャープ、間違いなくボックスに忍ばせておいて下さいね。
130g.150gのサクラマスバージョン、リリースです。
これから、北海道展示会や、ダイレクトメールにより、小売店様にご紹介に回ります。また札幌滞在時にはお店へご挨拶を兼ねてご紹介にいきたいと思っております。
サクラマスバージョンですので、来季分のオーダーは今年中に2回と考えております。
前期の様にお客様へご迷惑がかからない様ファーストオーダー優先に動きたいので、どうかご理解の程宜しくお願い申し上げます。