毎年、春と秋に開催されている柔道審判講習会。
今年は春も神奈川県立武道館で受講しましたが、柔道ルールはオリンピック毎にルール改正が行われるので出来るだけ講習会で学ぶ様にしておきたかった。
リモートワークでの受講もコロナ緊迫時期に行われたが、正直あまりYouTubeで受講してもピンと来なかった。
やはり実際に講習して下さる先生からの行動をみて、自問自答をしながら内容を頭に入れておく講習方法の方が良い。
今回は松本勇治先生。Sライセンスの先生で、現役時代のご活躍も凄い方。楽しみである。
12時半には受付を済ませて、ひとりで畳に座っていた。お世話になっている先生方の顔が見えたらご挨拶に向かい…と礼を尽す。すると、ポンと肩を叩く感触に振り向く。
いつも一緒に稽古している福井学先生が登場。私よりも彼は忙しくご挨拶に周り、再び腰を降ろす。
13時定刻で講習会が始まった。コンプライアンスの話から始まり、その後に新ルールやルール変更等の技術的な話になっていく。
左横では福井学先生が右足、左足と交互に伸ばし腰を庇っている。私は腰よりも右肩半分の痺れがキツく、首や肩のストレッチをしながら受講する。
柔道をする際、痛み止めを時に服用するのだが、こうした一定姿勢時にも身体から不調が出て来るのでこの年代になるとロキソニンは必要なのかもしれないな。
15時半までの間で10分の休憩が設けられ、講習会も終了。所属地区内から受講印をもらい、解散。
内容はしっかり頭に入ったつもり。
途中のストレッチは無くてはならないなぁ、と53歳の身体は悲鳴に近い状況であったが、学ぶ事への意欲は変わらず継続。
若い頃に講義を聞くと眠気が優先されたが、この歳になると眠気よりも痛さと闘いながらの静寂時間なんだと帰りの電車内で痛感する。
今回学んだルール改正。秋は審判時間も多い予定であり、しっかりと身につけ的確なジャッジが示される審判員に努めていきたい。
神奈川県柔道連盟の先生方、また講師の松本勇治先生、有難うございました。