【JUDO グランドスラム東京2022】東京体育館へ飯田健太郎選手を応援してきました。

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いつも《福平塾》で道場をお借りしている湘南宮本塾。この道場から世界で活躍している飯田健太郎選手の応援です。

彼を大野北中時代から指導して来た福井学先生と応援に行ってきました。

東京体育館。ここは東京オリンピックの会場となった国立競技場に隣接している東京体育館で12/3.4の連日に渡り【グランドスラム東京2022】が開催されていた。これに飯田健太郎選手も12/4に-100kgクラスで出場しており、気持ちを込めて応援に向かったのでした。

体育館近郊の駐車場に入れたのは、午前9時。まだ空いていた。ただこの日は国立競技場で学生ラグビーが開催される事になっており、早めの行動が正解でした。

10時半に飯田先生(健太郎選手のお父さん)と待ち合わせになっており、それまで福井学先生と国立競技場外周をゆっくり歩いてみた。

秋深まる体育館周り。外周ではランニングしている方や、バスケをやったり汗を流している人が目に入る。

この日出場する選手達は、もう会場入りしてアップを始めているのだろうか、等歩きながら話は尽きない。飯田選手を中学、高校、大学、社会人とずっと見守ってきた福井学先生の興奮度も高く感じられる。そんな朝でした。

定刻10時半に飯田先生(家族の皆さん)と合流し、入場する。飯田先生がアリーナ席を用意して下さり、これ以上ない感謝。ファイナルまでしっかり応援をあらためて思う。

会場入りする際、釣りで繋がったプロ柔道家の垣田恭兵選手に会う。飯田健太郎選手と同じ所属の旭化成。

垣田選手は近大福山、近大と学生時代を過ごし、個人的にも親しみがある学歴。私が高校〜大学とお世話になっていた先輩が近福出身で現役当時メンバーの方。

当時は気合が入り怖かったですが、よく遊んで下さり今も名古屋に戻った際には連絡している。また、今年結婚した長男嫁が近大福山→近大卒で、これも何だか親しみが強くなる要素。

そして「魚釣り」が大の好きだと言う繋がりにこうしてお会いする事に繋がったのです。釣り話は後ほど、となり会場入り。アリーナ席に向かう。

ファイナル(決勝と3位決定戦)までは5会場で試合が行われる。私は第2マット前の4列目。選手が入場する姿から全て直近で観れる席。

世界ランキングが付いている選手の試合が目の前で繰り広げられている。これ以上の贅沢はない。興奮度の高鳴りが止まらない。

飯田健太郎選手は初戦シードで試合はまだ先になる。とは言え、ワールドランキングを持った世界上位の各国選手ばかりなだけに初戦からの5マットをどこも集中し観戦させていただきました。

今回は飯田健太郎選手の応援と、もうひとつ観戦目的を持ってきました。IJF国際審判の試合裁き。これも、もの凄く楽しみにしていた。

審判の作法、立ち位置、ジェスチャー、そういったレフリー技術勉強。飯田選手以外の試合は、その作法もガッツリ学んで帰ろう、そう最初から決めておりました。

さあ試合が始まります。

華やかな入場、マット入り、試合開始からの選手の動き、レフリージャッジ…。準決勝までのたくさんの試合数を席から離れる事なく目で学び、頭に詰め込んでいく。

海外選手の動きは国内柔道ばかりの私にとっては変則スタイル。これを下して勝ち上がっていかなくては、ファイナルにコマを進められない。一戦全てに集中する選手の姿は当然ですが、輝かしくみえたのでした。

15時過ぎに決定戦と3決を残し休憩。

飯田健太郎選手はファイナルに残っているので、昂る気持ちを抑えながら休憩を取る。この時間に、懐かしい仲間にも会えた。

会場は柔道関係者の方々が大半。このタイミングでご挨拶も回らせてもらい、会場内の柔道時間を過ごす。

17時半。ファイナルのカウントダウンが始まった。

場内の照明は絞られ、マットは5マットから2マットになり、第3マット、第2マットがメインになる。3位決定戦から始まった。目が離せない。

頭の中でプレイヤーになり、審判員になる。選手に合していくのだが、目が追いつかない。ひとつずつの行動に、頭で考える。学ぼうと意欲を持つ。

TV放送はプレイヤー中心の画面作りは当然。だから、自身の目で得たものへの興奮度は爆発的な高さになる。

20時過ぎ。飯田健太郎選手のファイナルが始まった。

この場面だけは、純粋に「健ちゃん、頑張れ」と拳を握った。息をする事も忘れるほど、試合を観戦。結果、GS後に指導3で敗戦。

事実を認めるまでに時間が掛かったが、受け止めるしかない。勝負には、勝ち負けしかないのだ。プレイヤーであり、審判であり、指導者である私も十分に理解している。

それからの試合は、太田選手の光った技しか記憶がない。これも事実なのです。

こうして幕が下りた、今年のGS2022東京。全試合が終わり、場外に出て飯田健太郎選手にご家族の方々と対面。本人がファイナルの様子を伝えてくれる。

あまりにも相手のチカラが強過ぎた、腕が痛くて握れなかった、リアルな感想を惜しみなく伝えて下さった。「お疲れ様でした」としか言えなかったが、もう次に向けて進む気持ちに応援し続けたい。

勝たなくてはならない、それがパリに通じる道。応援しています。東京体育館まで連れて来てくれ、有難うございました。

飯田先生はじめ、ご家族の方にも、多く感謝しております。

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keitanhiramatsu