五十嵐プロデューサーと、ホテル朝食をゆっくり食べる。全て撮影も終わり、深酒もなく、気持ちの良い朝でした。
コロナ禍で大変だった3年間のお互いの話や、これまで訪れたロケ地での思い出、次に繋がるロケへの話などをゆっくりと出来ました。
魚釣りで生活をしている私は、他職業のキャリアは全くなく《釣り》だけしか脳のない人間。
こうして釣りの仕事を頂ける事が何よりの感謝だし、常に万全に動ける環境を整えておく事の重要さもあらためて感じたのでした。
今回の急遽決まった番組撮影は、色々な事が重なり、私に白羽の矢が向いたのがきっかけです。
西日本から太平洋側での線上降水による企画していたロケが全てお釈迦になり、更にもう一本は出演者の直前ケガによるボツ…。
番組スポンサーのオーナーばり担当と五十嵐プロデューサーとの話の中で「私が北海道で精力的に動いている」と言う会話からの流れでした。
北海道では、今以上にサクラマスジギング、キャスティングを行っていきたい、またブリのジギング、キャスティングも広めていきたい、根魚釣りの新たなライトジギングも確立していきたい…たくさんの夢や希望を持っています。
協力して下さる環境も、少しずつ整い始めてきました。
提案も出来るし、地域や船長側からのイベント希望なども上がってきています。
今回の撮影は、これまで深場メインであったスタイルから浅場でのジギングの効果や手段が見せどころでした。
深いエリアだけに留まらず、もっとたくさんの可能性を引き出し提案していく事、これが大切なんだと再確認する事も出来ました。
ゆっくりではありますが、今北海道での動きが本当にやり甲斐になっています。
古くからある文化と相乗し、新しい風を取り入れてフィールドを盛り上げていく。これこそ、釣り職しか経験のない私の使命だと思っていますし、北海道の方々に釣り文化や歴史も合わせて学ばせて頂きながら発信していきたいと思っています。
五十嵐プロデューサーは、次のロケ地になる長万部町へレンタカーを走らせて向かいました。私は13時発のエアーで神奈川に戻ります。
4日後には再び北海道入り。あらためて北の大地に感謝し、釣りを学ばせて頂きながら交流を深めていきたいと感じています。
今回、ロケでタックルをお借りした方々、船を用意して下さった有持船長、紋別の釣りを取り纏めて下さったマルタケ伊藤釣具店様のご縁に感謝しております。
次は8月頭のブリイベント。今から楽しみで仕方ありません。もっともっと努力を重ねていきます。